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確定申告の学習は民商で 仲間同士教え合い
申告相談員増やそう
申告書の書き方を学んだ堺北民商の学習会
大阪・堺北民主商工会(民商)は12月13日、申告書の書き方学習会を開き、7人が参加しました。申告相談に乗れる役員を増やそうと開いたものです。
坪孝光事務局長が準備したレジュメに沿って、実際に申告書を書いてみることに。マイナンバーは記載せず、住所や名前、屋号などは昨年の申告書を参考に記入▽生年月日の年号は、昭和は「3」でSと書かない▽各種控除関係も昨年の申告書を参考に記入▽ただし扶養家族の変更など、変化がある可能性もあるので注意が必要など。
次に国保料や年金などの社会保険控除、生命保険控除、地震保険控除、扶養家族を記入▽そして所得の記入と税額を計算する▽復興特別税所得税に注意▽税額に2・1%を掛ける-など数字を記入しながら税額を計算しました。
参加した役員からは、「一丸となって、申告相談の活動を頑張りたい」「班会にたくさんの会員に来てもらえるよう声を掛けよう」「申告以外の勉強も頑張り、入会につながる相談もできるようになりたい」などの感想が出されました。
民商では会員が自主申告を貫くために役員の相談力をアップさせ、春の運動で6年連続の会員増勢をめざそうと話し合っています。
昼にパソコン記帳会
新津民商が開いた昼間のパソコン記帳会
新潟・新津民主商工会(民商)は12月12日、第2回パソコン記帳会を開き、4人が参加しました。「昼の時間帯にも学習会を開いてほしい」との要望に応えて午前10時に開いたものです。
前半30分は自主計算パンフレットを読み合わせながら学習し、後半1時間はパソコン入力を実践しました。
「初めてパソコンに入力する」という参加者もいましたが、まずは画面を見ながら入力。分からないところはお互いに聞いたり、教え合ったりと和やかな雰囲気の中で作業を進めました。
参加者は「私にできるんだろうかと心配だった。現金出納帳を入力することから始めたい」「月次決算をしないと利益が出ているのかどうか皆目分からない。社長が催促するので入力のスピードを速めたい」「売り掛け、買い掛け、未払いの意味がよく分かった」などの感想を寄せていました。
民商では昨年1年間かけて『その気になれば誰でもできる小法人の決算・申告』(全商連作製)のパンフレットを活用して、夜の時間帯に学習会を開いてきました。また、5支部が支部主催のパソコン記帳会を行い、5年目を迎えます。
どの支部でも夜に開催しており、参加できない人がいたことから、昼間の時間帯に学習会を開くことにしたもの。毎月1回のペースで開くことにしています。
全国商工新聞(2018年1月8日付) |
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