<楽しく自主計算 小法人パンフ活用し各地で学習会開く>
法人部会で毎月開催し明細書の仕組み理解=広島・福山民商
学びながら自主申告への意欲を高めた福山民商の法人決算・申告学習会
広島・福山民主商工会(民商)は10月20日、法人部会を開催し6人が参加。「誰でもできるパンフ」を活用して学習しました。
法人税申告書の別表4「所得の金額の計算に関する明細書」の仕組みについて学習。決算で出た利益をもとに、法人税の申告で損金に認められないもの(経費で支払った法人税や法人市県民税など)や、会計上収益になっているが申告で収益にならないもの(受取配当金の一部など)を計算して「所得」を算出し、それに法人税率を乗じて税額が決まることを学びました。
参加者は「今まで別表を見ても何が書いてあるのか分からなかったけど、丁寧な説明と解説で理解できた」「来月は申告なので、自分で書いてみる」など感想を語りました。
パンフを使った法人部会学習会は小法人の会員が集まって学習し、申告する力を身に付けることを目標に毎月行っています。
全国商工新聞(2015年11月23日付) |