全商連トップページ
中小施策 税金 国保・年金 金融 経営 業種 地域 平和・民主 教育・文化 県連・民商 検索
 全商連とは活動方針・決議署名宣伝資料調査婦人部青年部共済会商工研究所発行案内入会申込リンク
  トップページ > 税金のページ > 徴税攻勢 > 全国商工新聞 第3206号3月7日付
相談は民商へ
 
 
税金 徴税攻勢
 

民商で権利学び交渉し差し押さえ解除へ=広島・三原民商

給与収入分毎月15万円

Photo
給与の差し押さえ解除を勝ち取った三原民商の仲間たち

 広島・三原民主商工会(民商)の須藤武さん(仮名)=解体=は2月10日、三原市による自身の給与、月額15万円の差し押さえ解除を求めて交渉。民商作成の家計表を使いながら商売と生活の状況を示し、月々の分納を条件に、差し押さえの解除を約束させました。
 2014年に税務調査を受け、税務署の言うままに修正申告をしたものの、納めきれない税金に悩んでいた須藤さん。この間、払える金額で誠実に納付を続けてきましたが、昨年3月以降、納付が困難となり、事業とは別に月々15万円ある給与収入は三原市に差し押さえを受けていました。
 須藤さんが仕事で知り合った清瀬宗好さん=塗装=に勧められて民商を訪れたのは1月のこと。「納税者の権利を学び、きちんと主張すれば必ず道は開ける」と励まされ民商に入会しました。毎週水曜日に開催している要求解決道場に参加し、仲間と納税者の権利を学び合いながら、市役所との交渉に臨むことを決意。紹介者の清瀬さんが「僕も応援に行くよ」と励ましてくれたことも背中を押し、今回の交渉に臨みました。
 三原市との交渉では実態を示し、「民商のみんなと毎月第4木曜日に納付に来るから、差し押さえは解除してもらいたい」と訴えました。市側は「民商の皆さんと分納に来てもらえるなら、分納誓約書を書いてもらうことを条件に差し押さえは解除します」と回答。無事に解除されることになりました。
 また、同日税務署とも交渉し、分納額を月々10万円から8万円に減額してもらうことを約束しました。
 須藤さんは「最初はどうなるかと思ったが、皆さんと一緒に頑張ることができ、なんとか払っていくことができそう。学び合い、助け合う民商の魅力を実感できた」と喜びを語り、「知人にも、民商を勧めたい」と紹介を約束してくれました。

全国商工新聞(2016年3月7日付)
 

相談は民商へ
ページの先頭