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  トップページ > 税金のページ > 徴税攻勢 > 全国商工新聞 第3045号10月29日付
 
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税金 徴税攻勢
 

税金滞納者を追い詰めるな! 市広報に抗議=千葉・香取

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税金の滞納「逃げ得」は許しません、と書かれた香取市の広報

 千葉県香取市が、市税などの納税に苦しむ市民や中小業者の実態を無視した広報を出した問題で、佐原民主商工会(民商)も加盟する3・13重税反対香取実行委員会は12日、「営業と暮らし、命を危うくする滞納整理はするな」と市に抗議しました。14人が参加し、市側は企画財政部税務課の職員らが応対しました。
 問題の広報(1日号)は、表題で「税金の滞納『逃げ得』は許しません」とし、幼い子どもに「差押書」の赤紙を持たせる写真を使い、納税者にとって脅しに近い内容。「徴収猶予」など納税者の権利に係る制度の説明はありません。
 抗議では(1)滞納整理に先立ち、徴収緩和措置の活用を徹底すること(2)憲法の保証する「生存権」「財産権」を侵害する差し押さえは行わないこと‐などの要望書を提出。その上で同民商の橋沢政實会長らは「広報は経営困難にある中小業者らの商売や暮らしを追い詰めるものになる」「震災復興に頑張っているのに、差し押さえで今後の生きる術すらも失わせてもよいのか。話し合って支払える解決方法をとるべきだ」「税金を払えず、サラ金から借金をして払っている人もいる。権利である徴収猶予の制度も広報できちんと知らせるべきだ」と迫りました。
 市側は弁解に終始しながらも、「相談に来てください。配慮はします。納税困難な場合は相談してほしい」と答えました。

全国商工新聞(2012年10月29日付)
 
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