民商まつり3000人が交流=東京・練馬
「人と人の出会い・交流・そして発展」をテーマにした第3回練馬交流まつりが先ごろ、東京都練馬区内で開かれ、約3000人の来場者でいっぱいになりました。東京・練馬民主商工会(民商)が主催したもので、練馬区に関わりのあるアーティストや中小業者が思う存分アピールし、来場した区民と交流しました。
午前11時、八丈太鼓が繰り出す力強い音が鳴り響く下、井賀眞一会長が「練馬交流まつりは地域のまつり。楽しんでください」とあいさつし、舞台がスタートしました。
歌や踊り、殺陣やフラダンスなど10組のパフォーマンス。アイドルグループの制服向上委員会が飛び入り参加すると、会場は大盛り上がり。沖縄のアーティストによる民謡では、島の太鼓で始まり三線が演奏されました。
会場では初参加の会員も含め、11の模擬店が出店。老舗の焼き鳥、川魚の串焼き、綿菓子、かき氷、ネパール料理、焼き肉、モツ煮、芋煮、沖縄料理、ラムチョップ、ワイン、焼きガキ、世界のビールなどワールドワイド。子ども向け手作り射的、フリーマーケット、診療所の健康コーナー、介護タクシーの展示も行われました。
被災地支援として広島、伊豆大島、東北から直送の物販コーナーと義援金コーナーなどを設置。民商婦人部が物販で得た売り上げは、義援金と一緒に被災県連へ送りました。
漫画家による似顔絵コーナーには、7人の漫画家が参加。区民やファンと交流しました。
ハズレなしの三角くじコーナーは長蛇の列になり、まつり開始2時間で景品が全てなくなるほどの大盛況。模擬店でも完売が相次ぎ、出店した会員はうれしい悲鳴を上げました。
参加者から「買い物するだけで被災地支援ができた」「好きな漫画家と話せた」「珍しいものを食べられた」「懐かしい人に会えた」などの感想や声が寄せられました。
全国商工新聞(2014年11月10日付) |