これが私の生きる道 商工フェアに1600人=長野・上伊那
長野・上伊那民主商工会(民商)は先ごろ、「これが私の生きる道」をテーマに第2回商工フェアを開催し、1600人が来場しました。伊那市、駒ヶ根市など8市町村に加え、今回、5自治体の教育委員会から初めて後援を受けました。
中央舞台は、入会したばかりの青年部の足場職人がステージを組み、まさしく民商ならではの強みを発揮。歌声サークル「ざざむし」など、100人を超える17グループが出演、「いい企画だった」「来年も出演したい」と感想が寄せられました。
出店・体験コーナーも昨年より大幅に増加。73事業所が参加し、32のイベントが行われました。
体験コーナーでは、歌舞劇団による南京玉すだれ・踊り体験教室、スポーツインストラクターによるウオーキング教室、リンゴ農家による皮むき競争はじめ、塗り壁、骨盤体操、消しごむハンコ、小枝細工、スマートボール、茶道、浴衣着付け、リフォーム着物展示、包丁砥ぎ、料理教室、まき割り体験など盛りだくさん。
出店も雑貨、木工製品、たこ焼き、ブルーベリージュース、焼きそば、串焼き、生ビール、ヨーヨー、ジュース、フランクフルト、かき氷など参加者を大いに楽しませました。
体験コーナーはどれも人気で、「とっても楽しかった。来年も来ます」「大工さんとか他の仕事の体験もしたい」「もっとこういう企画をやってほしい」など、参加者と一体となったイベントとなりました。
民商ならではの企画「しごとのかたち展」として、青年部員の仕事中の写真、お薦め商品(サービス)、この仕事をやっていて良かったことなどを掲示。参加者から「とてもいい企画で、もっといろいろな業種を見てみたい」と、大きな反響を呼びました。
商工フェアの実行委員長を務めたIさん=T&Hサポート(学習・運動教室)=は「地域活性化にも一役買っている民商をアピールできた。『座して死を待つより、たたかって活路を開け』が、商工フェアを始めた心意気。これからも、青年部員全員で打って出る活動を続けていきたい」と話しています。
全国商工新聞(2014年11月3日付) |