子どもも大人も夢中 ふれあい祭りに300人=北海道・札幌北部
地域の親子連れでにぎわった札幌北部民商の民商ふれあい祭り
北海道・札幌北部民主商工会(民商)は8月17日、札幌市で第8回民商ふれあい祭りを行い、300人の来場者でにぎわいました。「今年も楽しみにしていた」と会員や地域住民が親子連れで訪れました。
会場には各支部が出した、金魚すくい、お面やおもちゃ、かき氷、クレープなどの屋台が11ブース並び、来場者を迎えました。
今年初めて設置したステージでは、スープカリー店を営むSさんのユニット「毎度 やますです」がライブ。洋楽のカバーやオリジナルの曲も織り交ぜての演奏に、来場者はビールや焼き鳥を手に楽しんでいました。子どもが登壇してくじを引くお楽しみ抽選会では、豪華賞品が続々登場。予定していた景品に加えて、会長や近隣民商からも景品の提供があったため例年より多くの人が当選し、歓声が上がりました。
会場では参加賞が出る「じゃんけんゲーム」など皆が参加できるイベントも行い、子どもだけでなく大人も夢中で楽しみました。また、応援に駆け付けた札幌東部民商は平和パネル「原爆と人間」を展示。若い男性が「初めてこんな悲惨な写真を見た。子どもにも見せたい」と見入っていました。
今年は宣伝にも力を入れ、事前に北海道新聞の折り込みやフリーペーパーなどで地域住民に告知。宣伝を見た元会員から連絡が入ったり、「新聞折り込みにチラシを載せたい」と会場周辺の居酒屋から連絡が来るなど、読者1人、会員2人が増えました。
23日の「ご苦労さん会」では、「地域のみんなに喜んでもらえてよかった」とみんなほっとした笑顔。「来年は周辺住宅にポスティングもして、たくさんの人に来てもらおう」と早くも前向きに話しています。
全国商工新聞(2014年9月8日付) |