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地域 まちづくり
 

2万人90団体 地域に根ざす民商まつり=埼玉・坂戸

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2万人の地域住民が集った坂戸民商まつり

 埼玉・坂戸民主商工会(民商)は5月18日、坂戸市内でさかど民商まつりを開催しました。参加団体は89団体で2万人を超える市民が参加し、大盛況。地元住民の活動発表の場としても歓迎されています。
 会場には三つの舞台を用意し、30団体が出演しました。地元の中高校生の吹奏楽クラブやシルバーセンターの同好会の演奏、よさこいチームやキッズダンスなどエネルギッシュな踊り、演劇など多彩な内容に観客も拍手喝采。地元の民族芸能である「大宮住吉神楽」の勇壮な舞いには多くの観客が見入っていました。
 模擬店、フリーマーケットには地元業者を中心に55店舗が軒を連ね、抽選会では、地元農家のお米や温泉入浴ペアチケットなどが当たった参加者の歓声が会場の雰囲気をいっそう盛り上げました。
 受付では消費税増税反対の署名を呼びかけ、被災地支援で撮影した「震災・原発事故から3年」の写真・映像コーナーを設置するなど民商の活動も紹介。西村利弥会長が「民商は震災を風化させず支援を続ける」と開会あいさつで呼びかけました。藤縄善朗・鶴ヶ島市長と井上健次・毛呂山町長から祝電が届き、坂戸市観光協会の小室利夫会長ら2人が来賓あいさつするなど、まつりへの期待が寄せられました。
 まつりは坂戸民商の約20人が参加する実行委員会を中心に運営。ポスター張りや、舞台設営、楽器の搬送、会場の誘導、ごみの分別など裏方でまつりの成功を支えました。実行委員会では「地域のみなさんに喜んでほしいから続けられる。今後も出演者や模擬店参加者と連携してまつりをつくっていこう」と話し合っています。

全国商工新聞(2014年6月16日付)
 

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