北見民商まつり 地域振興に大きく貢献=北海道
454人分の消費税署名も
かけ声が飛んで盛り上がった北見民商まつりのもちまき
北海道・北見民主商工会(民商)は9月30日、21回目となる北見民商まつりを開催し、2000人の地域住民が訪れ、舞台企画や屋台を楽しみました。
飛龍太鼓の演奏で幕を開けたことしのまつり。佐々木泰実行行委員長(民商会長)のあいさつに続き、小谷毎彦北見市長が「地域経済振興には多くの皆さんの力が必要。今後ともぜひご協力をお願いしたい」と来賓あいさつしました。
会場では地元中学校吹奏楽部の演奏や保育園児による子どもサンバ&よさこいなど地元住民による多彩なイベントが行われ、観客を楽しませました。
美幌支部長の柿崎誠一さん=建築=の名行司で白熱した「女性どんけつゲーム」では優勝の米10キロをめざして24人の女性が尻相撲で対決。「坊ちゃん嬢ちゃんゲーム」では150人の子どもが会場で駆けっこし、にぎやかな声が響き渡りました。
もちまきでは「もっとこっちに」と声が飛び、お楽しみ抽選会では温泉旅行券などの豪華賞品を狙って大きく盛り上がりました。
「消費税増税中止を求める請願」署名も会場で呼びかけ。多くの市民から「増税は許せない」と怒りの声が寄せられ、近年最高の454人分の署名が集まりました。署名集めに奮闘した清水健一さん=建築=は「何も言わないでもみんなで回してくれるなどとても反応が良かった」と話していました。
各支部が工夫を凝らした出店も並び、中でも建設業の会員が中心になって用意した「手作り焼き鳥」は大人気。列が途絶えず売り切れました。地場の新鮮な野菜や魚介類などを買い込んだ参加者は「また来年も来たい」と喜んでいました。
全国商工新聞(2012年10月29日付)
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