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市の再生エネ補助金獲得=福島県・喜多方民商
薪ストーブ設置費用に 「負担が減ってうれしい」
「市の再生エネ補助金を使って薪ストーブを設置しました」と話す三浦さん
福島・喜多方民主商工会(民商)青年部の三浦浩人さん=左官=は、喜多方市の「住宅用再生可能エネルギー設備等設置費補助金」(「設備補助金」)を申請し2月5日、5万円の交付を受けました。「負担が少しでも減ってうれしい。活用できたのも民商に入っていたから」と笑顔です。
設備補助金は「地球規模での環境保全とエネルギーの安定供給の確保を図り、自然と共生する美しく快適なまちづくりを推進する」ことを目的に、市内の住宅、店舗などに、太陽光発電設備、薪ストーブ・ペレットストーブ、地中熱利用設備を設置した場合に、一定の補助をするものです。
浩人さんは昨年秋、同居している父親の清次さんに薪ストーブの設置工事を依頼。工事を行っている最中に、たまたま自宅を訪れた喜多方民商の渡部啓介事務局長から、設備補助金の制度を知らされました。
ドンピシャのタイミングに「設置費用の負担が少しでも減るなら申請したい」と、すぐに補助金申請に挑戦することを決意。必要書類や申請書の書き方など、渡部事務局長と相談しながら進めました。申請から約1週間後、無事補助金5万円が交付されました。
浩人さんは「こんな制度があるなんて知らなかった。みんなもぜひ、この制度を活用してほしい」と呼び掛けています。
設備補助金の上限は、薪ストーブ・ペレットストーブが5万円、太陽光発電設備8万円、地中熱利用設備10万円で、来年度も継続する見込みです。
全国商工新聞(2018年3月5日付)
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