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地域循環型経済に貢献 市との懇談が実り店舗水回り改修に補助創設=名古屋・南民商豊明支部
愛知県豊明市は2017年度から「豊明市店舗等水まわり改修工事費補助金」を創設、申請の受け付けを行っています。水回りに特化した‘店舗リニューアル助成’で、愛知県内では初めてとなります。
市内業者施工後押し
20万円を上限にトイレ50%、厨房30%補助
店舗リニューアル助成創設などの要望書を手渡す板平勇・名古屋南民商会長(左)=16年11月24日
同補助金はトイレ、厨房の改修工事(20万円以上)を市内の事業者が施工した場合、トイレは工事費用の50%、厨房は同30%を補助(1店舗当たり、20万円が上限)するもの。予算は200万円となっています。
同補助金について、産業振興課の担当者は「すでに2件交付し、5件の問い合わせがある」とした上で、「市内の事業者とした理由は、市内でお金を循環させて、まちを活性化させるためです」と強調。また、水回り工事を対象としたことについて「主に飲食店でリピーターを増やすために活用してほしい」と語ってくれました。
名古屋南民主商工会(民商)では、4年ほど前から「住宅リフォーム助成制度」を、昨年からは「店舗リニューアル助成制度」の創設を求めて、独自で市と懇談を重ねてきました。
豊明支部の役員会では、水まわり改修補助金について「知り合いの飲食店に改修工事を勧めたい」(奥野俊夫常任理事)、「会員の拡大につなげる力にしたい」(竹内達夫支部長)などの声が出されました。
民商では「制度を知らせ、活用し、さらに予算を増やしていこう」と話し合っています。
全国商工新聞(2017年7月10日付)
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