富山県朝日町長選で民商副会長が当選
初当選が決まって支援者と喜ぶ脇さん(右から2人目)
富山県朝日町の町長選(5月16日投開票)で、前日本共産党町議で、県商工団体連合会(県連)常任理事・新川民主商工会(民商)副会長の脇四計夫氏(69)が、現職の魚津龍一氏に大差をつけ、初当選しました。
朝日町では6期24年にわたり魚津町政が続いていましたが“請願署名した町民を、町長が調査し圧力をかける”など「ワンマン町政」が横行。批判と不満が高まっていました。
新川民商も構成団体となった「朝日町を明るくする会」から立候補した脇氏は「チェンジ 明るく風通しのよい町政に」をスローガンに、高い町長給与の3割カット、あさひ総合病院の医師・看護師の増員、商工業の振興による雇用創出などを公約。町政の転換を掲げ、大きな支持を広げました。
同会の幹事でもある長谷川恵二・新川民商事務局長は「脇さんが掲げた公約の実現、そして業者の仕事おこしなど業者要求実現のため町政を支えていきたい」と話しています。
脇氏は富山地方法務局魚津市局長などを経て朝日町に移住。99年に司法書士を開業し、新川民商の会員に。09年に新川民商副会長・県連常任理事に就任しました。
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