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中小企業振興条例に基づく「円卓会議」を設置＝釧路
高木商業労政課長を招いて開かれた中小企業円卓会議の設立学習会
北海道・釧路民主商工会（民商）は２月９日、高木亨釧路市商業労政課長を招き、中小企業基本条例に基づく中小企業円卓会議の設立学習会を開きました。斉藤貞従会長ら９人が参加。
円卓会議は、中小企業団体により自主的に構成されるもので、地域経済の活性化や産消協働（地域の生産者と消費者が連携・協働することで、地域の産業を元気にする運動）について学習。アイデアが出た場合、市役所円卓会議に提案することになっています。
基本条例の解説を行った高木課長は、条例の心臓部である「産消協働」の考え方について（１）財の域内循環（２）域外からの財の獲得（３）地域全体の連携で中小企業を支える‐の三つが基本となっていると強調。市・中小企業者・大企業者・市民のそれぞれの役割を明記したことにも触れながら、各種円卓会議の実施状況について説明しました。
参加した役員・事務局員は、条例制定を高く評価。民商としても地域経済の分析・研究と政策提言に積極的に取り組む必要性を強調しました。
会議では、釧路民商内に中小企業円卓会議を設置したことを確認。経営・金融対策部の役員を核に、常任理事を中心にして参加者を募り、当面月１回の開催で円卓会議を進める予定です。
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