|
|
|
|
インボイス学習会 「増税中止が一番いい」=大阪・泉佐野民商
署名集めの原動力に
インボイス制度の問題を学んだ泉佐野民商の学習会
大阪・泉佐野民主商工会(民商)は6月16日、消費税学習会を行い、18人が参加しました。
勝藤美男会長=建設=は「今までの消費税増税と違い『課税売上1000万円いかないから関係ない』といかないのが今回の増税だということを理解してほしい」と10%増税に伴う適格請求書(インボイス)制度の危険性を訴え、制度の問題について、パワーポイントを使って解説しました。
インボイス制度は消費税が10%に増税された4年後に始まる予定です。インボイス制度は、課税業者のみに発行される「登録番号」で納税者を識別し、登録番号のない請求書、領収書では、消費税の仕入税額控除ができなくなります。また、免税業者は課税業者になるよう迫られ、消費税負担が大変になります。
制度の危険性を学んだ山本誠一さん=精肉=は「消費税の免税点をなくそうという算段を感じる」と話し、「消費税が上がらなかったら、一番いい」と増税中止に意欲を見せました。
勝藤会長は「マレーシアでは、政権交代で消費税が廃止になっている。世論の声を高めれば政治は変わる。大いに宣伝して、消費税増税にストップを掛けよう」と訴えました。
学習会の参加者は、「これはみんなに関わることや」という思いで、同業者などに署名を訴えています。
全国商工新聞(2018年7月23日付) |
|
|
|