ストップ!消費税10% ドラムデモで訴え=大阪・淀川
ドラムに合わせ「STOP!消費税10%」の声をあげる淀川各界連のドラムデモ
大阪・淀川民主商工会(民商)も参加する消費税廃止淀川各界連絡会(各界連)が主催し、福島民商も参加した「10・25淀川ドラムデモ」が10月25日に行われ、約80人が参加しました。
十三、木川、西中島地域を練り歩いたデモ隊が、ドラムの音に合わせ「STOP!消費税10%」の声を響かせると、沿道から「消費税反対」と応援する人や、飛び入りでデモに加わる子どももおり、約3キロを元気にデモ行進しました。
デモ参加者は「商売人は8%でも大変。10%になったらどうなるのか、いい加減にしろ」「ドラムデモは見ても聞いても分かりやすい。一人でも多くの人にアピールしたい」など感想を話しました。また年配の参加者は「私たちの世代のデモといったらシュプレヒコールが定番だったけど、こういう形のデモも楽しくていいね」と語りました。
デモ終了後は会員や読者などの店へ行き、参加者にサービスする“デモ割”で1杯。デモに協賛した7店舗へ繰り出し、おいしい料理とお酒を楽しみました。参加者は「歩いた後のビールは格別だね」と笑顔。初めてデモに参加した人も「こんなに安くておいしい店を紹介してくれるならまた来たい」と話し、大好評でした。
デモ割を行った西中島地域はオフィス街で、休日は人通りが極端に少なくなるので普段は休む店が目立ちます。しかし、この日はデモ割効果もあり多くの店がにぎわいました。協力した店主は「今日はたくさん知らないお客さんが来てくれてうれしい。店の準備でデモに参加することはできないけど、デモ割に協力することで『消費税反対』の意思を示したい」と語りました。
このデモは大阪商工団体連合会(大商連)が「消費税10%を安倍政権に決断させないために声を上げよう」と提起して行われたもので、府内の各民商にドラムデモとデモ割への挑戦も同時に呼びかけています。
全国商工新聞(2014年11月17日付) |