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  トップページ > 税金のページ > 消費税 > 全国商工新聞 第3142号11月3日付
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消費税10%反対の意見書採択=岩手県議会

 岩手県議会は10月10日の本会議で、消費税10%への引き上げ反対を求める意見書を賛成多数で採択しました。県議会での採択は全国で初めてです。
 本会議で意見書に賛成したのは日本共産党をはじめ民主党、希望みらいフォーラム、社民党など24人。反対したのは自由民主クラブ、いわて県民クラブ、公明党の20人です。意見書は消費税廃止岩手県各界連絡会が10月3日提出した「消費税10%への引き上げ反対の意見書提出を求める」請願に基づいたものです。8日の総務常務委員会では審議がないままに請願は採決され、8人の委員の可否が同数となり、岩崎友一委員長(自民クラブ)の裁決で「不採択」となりました。
 しかし、議会運営委員会が重要案件として本会議で賛否を問うことを決定。10日に本会議が開かれ、賛成多数で請願は採択され、それに基づいて意見書が提出されました。
 討論では斉藤信議員(共産)が「10%への引き上げは国民の暮らしだけでなく日本経済を破壊し、復興にも逆行する。増税はきっぱり中止すること」を求めました。
 岩手県各界連はこの間、消費税の再増税をやめさせるため市町村議会への働きかけを強め、33市町村議会に請願書などを提出。そのうち14市町村議会が採択しました。

全国商工新聞(2014年11月3日付)
 

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