増税やめなはれ・御堂筋でサウンドデモ=大阪
「消費税増税やめなはれ!」を掲げたドラム・サウンドデモが9月21日、大阪市の繁華街・御堂筋で繰り広げられました。190人が参加し、軽快な唱和で盛り上がり、増税中止をアピールしました。消費税廃止大阪連絡会などで構成するデモ実行委員会が呼びかけたもの。緊迫した情勢のなか、天神橋筋(同月4日)、千林(同月11日)の両商店街デモに続き、3週連続のデモとなりました。
阪神タイガース応援歌や阿波踊りのリズムに乗りながら、「消費税増税やめなはれ、みんなで増税やめさせよう」「福祉のためだと言ったのに、大企業減税に横流し」などとコール。大阪の街に元気な声を響かせました。
沿道の反応も良く、注目する買い物客や写真を撮る若いカップル、飛び入り参加する市民もいました。寝屋川市在住の母娘の親子は、ポストに投函されたデモ告知ビラを見て初参加、最後まで元気に行進しました。
参加者は「参加して楽しいのが一番や」「コールがよく練られていた」と話していました。
デモに先立つ新町北公園での集会で、平野民主商工会(民商)常任理事=鉄工=は「(取引先から)かたちの上では消費税をもらっているが、その分値引きを言われる。8%になれば大変だ」と転嫁できない消費税の実態を告発しました。非正規雇用でホテル清掃の仕事をしている森下麻衣さんは「若者の将来のためにも最賃を上げてほしい」と訴えました。
全国商工新聞(2013年10月7日付) |