復興を妨げるな 再開した朝市で宣伝=宮城・名取亘理
宮城・名取亘理民主商工会(民商)は6月23日、5月に震災後2年2カ月ぶりに再開した名取市・ゆりあげ港朝市で、消費税増税中止を求める署名・宣伝活動を行いました。
荒川武会長をはじめ役員ら12人が参加。144人分の署名を集め、チラシ500枚を配りました。
ゆりあげ港朝市は毎週日曜日に開かれ、水産物を扱うお店などが多数出店。ときには1万人ものお客さんが集まります。
民商役員はハンドマイクを握り、「消費税の増税は景気を冷え込ませ、庶民の生活を苦しくする。被災者は懸命に生活再建と復興をめざしているが、増税はその妨げになる。中止させましょう」を訴えました。
福島県相馬市から来た人は「私も被災者です。津波から復興した朝市を見たくて早朝に家を出ました。被災者に追い打ちかけるのが消費税増税。安倍さんは、何を考えてるんだ」と怒って署名しました。
全国商工新聞(2013年7月15日付) |