消費増税中止 署名に行列 一気に2476人=札幌
多数の市民が署名した北海道の各界連と社保協の宣伝行動(4月2日、札幌市内)
消費税廃止北海道各界連絡会(各界連)と北海道社会保障推進協議会(社保協)は4月2日、札幌地下歩行空間広場で、安倍政権が進める消費税増税と社会保障制度切り下げをやめさせるロングラン宣伝を繰り広げました。午前10時からの8時間に及ぶ宣伝には札幌中部、札幌西、札幌北部、札幌東部の4民主商工会(民商)からの参加者を含め、延べ140人が参加。消費税増税中止を求める署名をはじめ、生活保護や年金・医療、介護保険の制度改悪に反対する署名など、集まった署名は2476人分に上りました。
各団体からの参加者は「生活保護や年金の引き下げをやめさせよう」「消費税の増税は中止できる」と訴えました。
開始早々から、市民が次から次へと署名を置いたテーブルに押し寄せ、「消費税アップと年金切り下げを同時に行うなんて政治はなにを考えているんだ」と怒り、用意した4種類の署名用紙にペンを走らせました。
署名に応じた女子学生が「こんなにたくさんの大人が反対運動していることに驚いた」と語り、その場で友達に署名を呼びかける姿も見られました。
行動の参加者=建設=は、「消費税増税はわずかな年金で生活を送る市民や不安定雇用の生活者を苦境に陥れるものだ。税率引き上げは絶対中止させないといけない」と決意しました。
全国商工新聞(2013年5月27日付) |