消費税増税反対・廃止を求めて自動車パレードを開催した沖縄県連
知事選で勝利を
自動車パレード=沖縄県連
沖縄県商工団体連合会(県連)は3日、県内4民商が参加し、消費税の増税反対・廃止を求めて自動車パレードを開催。5、6の両日には業者団体を訪問しました。
那覇、沖縄、名護市から40台の軽トラックや自動車が、「その増税まった!」「仕事と雇用守れ」ののぼり旗やステッカーを張って、沖縄市までパレード。
「消費税が10%へ引き上げられたら4人家族で16万円の増税になります」の呼びかけに、「とんでもない、値上げは反対」「10%に引き上げられるとは知らなかった」と多くの市民が署名に応じました。
沖縄市での終結集会では、仲本興真県連会長が「地域で消費税反対の世論を高め、11月の県知事選挙で伊波候補を勝利させよう」と訴えました。
業者団体訪問行動は、県内15団体を県連三役が手分けして訪問。商店街振興組合の役員は「消費税の値上げは先日の九州ブロックの会議で反対の決議をした」と話しました。豆腐組合は「消費税は身銭をきって納めている。値上げされたら死活問題。会議で話し合う」と応じました。
8民商が一斉に100台で自動車パレード=広島県連
広島県商工団体連合会(県連)は、全商連の「消費税増税阻止・中小業者の危機打開」集中行動週間に呼応して県内いっせいの自動車パレードを呼びかけ。3日は8民主商工会(民商)で自動車100台133人、10日は広島市内の4民商で50台65人が参加しました。
商店街宣伝を行った民商は100人分を超える消費税増税反対署名を集め、署名前面の対話運動に自信を深めています。
尾道民商は3日、10台14人で尾道市内を行進。橋本喜世子婦人部長が「消費税は絶対反対です」と力強く訴えました。パレード後は7人が本通り商店街の70店を訪問。「量販店に客を取られている」「税金は取られるのに、福祉は悪くなるばかり」などと対話に。どこでも「消費税が上がったら困る」と短時間で署名110人分が集まりました。
三次民商は19台28人で三次市内をパレードした後、大型ショッピングセンター前で署名宣伝。買い物客からは「税金の使い道をもっと考えてほしい」「大企業は輸出すれば消費税が戻ってくるのを初めて知った」の声とともに、1時間足らずで署名109人分が集まりました。
福山民商は35台43人で大行進。「税金は大企業から取れ」「中小業者を経済の主役に」など手作りの横断幕で車を飾り、2コースに分かれ福山市内を行進しました。
広島市内4民商は10日、建交労広島ダンプ支部との共同による「中小業者・ダンプ持ち労働者の危機打開車両パレード」を実施=写真。出発集会で建交労の代表が「ダンプ労働者の単価は20年前に逆戻り。必要なのは消費税・庶民増税ではなく、仕事と資金と地域優先・生活密着の公共事業」と訴えると、民商会員も「そうだ」と応えるエール交換になりました。
ダンプとトラック50台で市内を行進。「消費税は営業破壊税」「トヨタもマツダも消費税の納税はゼロ円」などのスポットを流し、反響を広げました。
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