全国キャラバン 出発式に70人 増税阻止へ元気よく=岡山県連
円高危機突破、中小企業・中小業者に仕事をよこせ!―「消費税増税阻止・危機打開をめざす集中行動週間」の全国キャラバンの出発式が9月20日、岡山民主商工会(民商)の事務所前で行われ、全県から70人が参加しました。全国商工団体連合会(全商連)の磯谷吉夫副会長は「不況の中、さらなる増税は営業にとどめを刺すもので絶対に許すわけにはいかない。全国キャラバンを元気よく成功させよう」とあいさつしました。
岡山民商前で盛大に行われた「消費税増税阻止・危機打開をめざす集中行動週間」の全国キャラバン出発式
出発式の後は「岡山民商元気デー」として、駅前商店街など4カ所で対話・宣伝署名行動を展開した。表町商店街では、岡山民商会員の彩乃也純弘さん=チンドン屋=の先導で、カネや太鼓を鳴らしながら演歌の替え歌で「消費税増税反対の署名をしましょう」と呼びかけました。店の中から出てきた商店主が、「この不況下でこれ以上消費税が上がったら商売できない」と快く署名に応じるなど、300人分以上の署名が集まりました。
全商連宣伝カーは、岡山市と玉野市間を運行。玉野民商の会員を中心に、自動車パレードを行い、岡山県連の奥田伸一郎会長が弁士として玉野市のショッピングモール・メルカ前で街頭から訴えました。
午後からは、消費税をめぐる財源問題学習会を開催。市革新懇、新婦人、全建労などを含め68人が参加しました。不公平な税制をただす会事務局長の富山泰一さんは「市民に増税反対を訴えられるように理論武装をしてほしい」と呼びかけました。
岡山駅前での宣伝では、磯谷吉夫全商連副会長などが訴え、通行人から署名を集めました。
21日は、県へ申し入れ行動。県産業労働部次長が応対し、地域経済振興条例制定や住宅リフォーム助成制度創設などを求めました。
おかやま信用金庫の本部交渉には、岡山、玉野両民商の代表らが訪問。中小企業・中小業者への金融の円滑化を通じ地域経済への貢献を要望するとともに、納税者の同意がないままの税務調査での反面調査に協力しないよう求めました。
全商連宣伝カーは西備、倉敷、総社、真庭、津山の各民商へとパレード。津山では、軽トラックにのぼり旗をつけて4台が追走し、鳥取県へ引き継ぎました。
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