消費税廃止各界連が宣伝行動、猛暑の中、署名次々
猛暑日となった消費税廃止各界連の宣伝行動で、日傘を差しながら署名する通行人
消費税廃止各界連絡会は8月24日、東京・JR新宿駅西口で定例宣伝を実施。7団体から25人が参加しました。日差しの強い猛暑日の中でしたが、署名の呼びかけに応え、日傘を差した通行人らがペンをとる光景も見られました。
全国商工団体連合会の西村冨佐多副会長は、消費税増税について「民主、自民、財界らが足並みをそろえて増税大連合を形成している。増税反対の声を国会に届けよう」と気迫を込めて訴えました。
また、財源の問題では「大企業・大資産家優遇税制などをただして7兆円、無駄な大型公共事業や軍事費、政党助成金を削れば5兆円を捻出できる」と告発しました。
立っているだけでも汗がふき出す暑さの中で署名に応じた初老の女性が「ご苦労さま。熱中症にならないように塩分補給もしてね」と、行動参加者全員に塩あめを差し入れ。宣伝に力が入りました。
60代の男性は「菅首相の説明では納得できないし、信用できない」と怒りながら署名。
20代の中国人男性は「日本に来て3年。消費税が倍になれば、生活が苦しくなる」とペンをとりました。
「財源はあるの?」と質問する70代の女性は「年金が少なくて、生活が苦しい」と言いながらも、増税は仕方がないとあきらめ顔。参加者が証券優遇税制など大企業・大資産家優遇をただせば財源はあると説明すると、納得して署名しました。
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