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消費税の増税に反対するメッセージ
「税金の歴史は、洋の東西を問わず権力者の収奪に対する人民の抵抗の歴史でも
ある」(納税者の権利宣言・第4次案より)−−消費税の導入・実施から20年、自
民・公明政権は2011年度からの税率引上げをめざし、民主党も消費税増税を公約
しています。09年4月、消費税廃止各界連絡会と「全国商工新聞」に各界から寄せられた消費税
増税反対のメッセージを紹介します。(敬称略)
相田利雄(法政大学教授)
愛場たみ子(NPOつくしんぼ代表理事)
来る総選挙に向け、消費税が実は大企業・金持ち減税の穴埋めに消えていたことを多くの人に知らせるとともに「消費税増税反対」「食料品非課税」の世論を広げていきましょう。
葵生川玲(詩人)
過去の消費税上げはすべて大企業減税に消えていきました。国民のためには、消費税を下げて負担を軽くすべきです。
秋村宏(詩人会議運営委員長)
消費税の増税、絶対反対します。生活必需品はゼロ%に。共にたたかいましょう。
浅井春夫(立教大学教員)
“社会保障目的税”などの口実を言う前に、国民を大切にする政策をいまこそ実行すべきです。さらに貧困と格差を拡大する消費税増税には反対します。
浅尾忠男(詩人)
増税反対! 食料品減税を! 後期高齢者の生きる願いとして。
阿部百合子(俳優)
思いやり予算を削って、日本国民のために使ってほしい!
雨宮処凛(作家、反貧困ネットワーク副代表)
消費税増税に反対です。
消費税の引き上げは本当にギリギリで生活している人には生活の破たん、生死にかかわります。
大企業からはもっとどんどん取っていい。もうけるだけもうけ、今は働いている人の首を切り、棄民的なものを感じます。
税金はもうかっているところ、金持ちから取るべき。
そして適正に分配して、透明化して本当に困っている人に回すべきです。それくらい保障しろと国に対して言いたい。
池上保子(料理研究家)、池上正子(料理研究家)
所得の低い人ほど重くなる消費税に反対。国民の暮らしを守り、社会保障の充実を。
伊佐千尋(作家)
但だはずらくは生理廃れ饑寒妻孥(きかんさいど)に至るを
石川文洋(報道カメラマン)
私たちの消費税を軍事力の増強に使わないで下さい。
石田哲雄(京都・四条大宮商店街振興組合理事長、株・石さん代表取締役)
この時期に消費税を増税したらいけないでしょう。タイミングが悪すぎる。消費を喚起しなくちゃいけない時に、消費を低迷させるのは愚策です。
四条大宮商店街は、京都でも有数の飲食店街。みんな「元気印」で頑張っていますよ。でも全国的には商店街や零細業者は本当に厳しい。年間3万人を超える自殺者のうち、1万人が中小零細業者といわれています。
学生時代、私は「付加価値税」を研究しました。消費税は逆進性が強く弱者に負担の重い税金です。ヨーロッパとの比較で日本は税率が低いという議論もありますが、税金に対する考え方も成り立ちも違う。単純に比べることはできません。
「命、家族、家」。仕事の上でも、生き方としても私が大事にしているテーマです。これは、政治にとっても大事なことではないでしょうか。消費税増税は私のテーマにも反する。弱者を追い込むような増税には「絶対反対」です。
井筒和幸(映画監督)
もうけている企業から取ればよい!
市川清(詩人・自由業)
どういう連中が消費税増税を目論んでいるのか、もっともっとはっきりさせるべきですね。
伊東史朗(人形劇団ひとみ座)
消費税はある程度必要かと…。ただし食料品と教育にかかる費用(子育てにかかる費用)は非課税にしてほしいです。
今宮謙二(中央大学名誉教授)
国民生活がますます苦しくなっているときに消費税アップは絶対に許すべきではありません。
岩下弘(駒澤大学名誉教授)
鵜澤秀行(文学座俳優)食品や生活必需品にまで消費税の、日本の消費税は実に冷たい。これ以上消費税が上がったら庶民は生きていけない。絶対反対する。
内田博紹(全日本貴金属技能士会連合会会長)
増税は反対です。
貴金属技能士は危機的状況です。ここ10年、デパートでは嗜好品の売り上げが落ち、不況が拍車をかけています。
それでも、原材料購入で消費税は払うし、売り上げ分の納税はしなければなりません。
私は東京都の職人塾で技術者育成をしていますが、税金苦で廃業する仲間が多い中では技術が途切れるかもしれません。消費税が増税されれば、もっと廃業者が増えるし、私自身も廃業でしょう。
宇都宮健児(反貧困ネットワーク代表、弁護士)
日本社会に貧困が広がっています。貧困問題に対する対策としても、食料品など生活必需品にかかる消費税は減税・廃止させる必要があります。
梅木欣一(山形・鶴岡菓子協同組合理事長)
山形県鶴岡市は、古都・京都の流れをくむ京風和菓子の銘菓処でもあります。一時は100軒を超す和菓子店が組合に結集していましたが、今日では25店に激減。家族従事者で細々と商売を続けているのが実態です。不況と大手菓子メーカーの進出もあって苦戦を強いられているのが現状です。
さらに税率アップになるなら、地元菓子店の消滅もありうる危機感をもっています。消費税増税は断固反対です。
浦野広明(税理士、立正大学教授)
弱い者をくじく税をなくしたいものです。
09年税制改正法付則104条の内容を多くの人に知らせて、反対の世論を盛り上げましょう。
大内順子(ファッションジャーナリスト)
税を国民から徴収する代わりに政党助成金をやめ、政治家・官僚使用分の経費その他を削れば消費税を中止しても十分やっていけるのではないでしょうか。
大澤豊(映画監督)
消費税の増税はもってのほか。廃止しなければ内需の拡大はできません。
大原穣子(方言指導)
国民年金から引かれるばっかりで、生活できません。その上、消費税! 私は仙人ではありません。雲や霞を食べては生きられません。
大谷昭宏(ジャーナリスト)
「消費税は平等な税制」という声がありますが、ひどい勘違いです。年収1億円の人も、ワーキングプアの人も食べる量はそう変わりません。しかし、ワーキングプアの人が100万円の食費に10万円の税金がとられたとします。1億円対10万円は1000分の1。一方は10分の1。最たる不平等税です。年収に関係なく、みんな同じ率というのはおかしい。
庶民の負担軽減のために物によって税率を変えてもよい。生活必需の食料品は低率、買う人が限られる貴金属は高率でいい。
所得税の年末調整のように、消費税も低収入の人への還付制度があってもいい。消費税増税は反対ですが、上げるなら最低それぐらいはすべきです。
萩原博子(経済ジャーナリスト)
消費税の増税には反対です。
消費税を上げる前にやることがあります。天下り先への補助金や給付金約12兆円の半分をやめると消費税3%分です。公務員の給与の見直しも必要ではないでしょうか。そういうことにまったく手を付けず、自民党、公明党の選挙のために大判振る舞いして、その穴埋めに消費税増税なんて許せません。
よく政府はスウェーデンは消費税が25%とか言いますが、払った税金が国民にしっかり還元されて一生安心の国と、払った年金がどこかにいってしまったり、病院のたらい回しで亡くなったりする日本を比べるなと言いたいですね。
小山内美江子(脚本家)
一律税に反対ですが、お金持ちのぜいたく品購入の折にはたっぷりすぎるほどの税をかけたい。
オダシゲ(漫画家)
せめて生活必需品には消費税をかけないで下さい。
落合博実(元朝日新聞編集委員)
道路財源の乱脈、官公庁の組織的な不正経理、そして天下りなどなど、官僚の税金の無駄遣いやデタラメは目に余ります。こうした問題を放置しておいて、国民にさらなる負担を求めようというのは論外であり、恥知らずにもほどがあります。
消費税は導入当時から欠陥税制との批判が絶えません。生活必需品にまで税金をかけていますし、なにより単一税率を採用しているため「逆進性」の弊害が避けられません。低所得者でも高額所得者・資産家と同率の税金を取られるのですから「応能負担」という税の大原則に反しています。
消費税を導入する一方で所得税の累進税率を緩和して高額所得者層を優遇してきており、この国の貧富の格差拡大に拍車がかかってきたというのが私の実感です。
政府や経団連ばかりか、私の古巣の朝日新聞まで消費税率引き上げを叫んでいるのは情けなく腹立たしい限りです。
面屋龍延(日本書店商業組合連合会副会長)
消費税の増税に反対です。とりわけ、書籍・雑誌などの出版物は軽減税率にするか、据え置くようにしてほしい。組合としても昨年暮れ、政府に要望しました。
付加価値税を導入している国で、食料品や書籍に免税または軽減税率の措置がとられていないのは日本くらいです。食料品は命の糧であり、本は心の糧なんです。消費税率が5%になって、業界は12年連続マイナスで、最近は大型店の閉店も相次ぎ、その中でも街の書店は輪を掛けてどんどん減っています。もう死活問題です。
金子勝(立正大学教授)
消費税の税率の引き上げは、「戦争する国家」「棄民する国家」をつくるためのものでしかありません。「人間らしく生きるため」に消費税の税率の引き下げと消費税の将来の廃止を希求しております。
金子ハルオ(元東京都立大学名誉教授)
アメリカ発金融恐慌の津波が押し寄せるさなかで、自民党政権はいまなお、破たんした「構造改革」にしがみつき、宿願の「消費税増税」を狙っています。それを阻止するかどうかが、今後の日本経済と国民生活のあり方を決めるでしょう。
川井仁(根津診療所所長)
川口和子(労働総研理事)
ご苦労さまです。私も「年金プア」。ご活躍を期待しています。
河添誠(首都圏青年ユニオン)
いま必要なのは貧困に陥っている人たちや零細企業からお金をとるのではなく、お金を十分に持っている人たちや大企業が持っているお金を貧困に苦しむ人たちにまわすことです。消費税増税をしないで社会保障予算の大幅増額をかちとりましょう!
菊地原芙二子(歌人)
貧しい者はますます暮らしにくくなってゆく消費税の増税には反対です。
北野弘久(日本大学名誉教授)
最悪の「反福祉税」「不公平税制」の消費税を廃止すべきである。憲法の応能負担原則の趣旨に従って、大企業・高額所得者に所得課税を重課すべきである。
木村梢(随筆家)
日常生活にもうこれ以上、税金をかけないで下さい。どうぞお願いします。
熊谷榧(画家)
国民に一時金などばらまかないで、消費税をやめてほしい。
久米弘子(弁護士)
税金の使途がこれほど不明朗なこの国では、外国の消費税率はまったく参考にならないと思っています。
黒川万千代(被爆者、平和運動家)
国の無駄遣いを改めることが必要です。日本に居すわっている米軍に払ってやっている莫大な金など、まずなくすべきです。
小池汪(写真家)
断固反対!
小池清彦(新潟・加茂市長)
消費税ではなく、日銀から無利子で金を借りるのが最良の策である。21世紀はデフレの時代である。日銀から無利子で金を借りて、多額の公的資金を投入しても、インフレも来ず、何の弊害も起こらない。世界第二の経済大国である日本は断固としてこの政策を実行して、世界と日本を救済するべきである。
河野先(第一経理所長、税理士)
不公平な税制をただす会の「不公平税制による増収試算」でも20兆円です。今こそ格差是正による国民本位の行財政への転換を!
小海永二(詩人)
麻生の連中はどこまで人びとを苦しませるのか。民主党も同じ。
小竹伊津子(俳優)
これ以上国民にウソをついての消費税増税は許されません。
湖東京至(元静岡大学教授、税理士)
消費税の増税に反対すると同時に、消費税を廃止するよう頑張りましょう。
小仲井博子(元税理士)
小森香子(詩人)
社会保障を口実に最悪の大衆課税増税は許せません。軍事費とアメリカへの思いやり予算をやめ、大企業から適切な税金をとるべきです。ヨーロッパ並みに生活用品への消費税は廃止せよ!
小森陽一(東京大学教授)
「100年に一度」と言われる経済危機の中で、日本が受けた打撃が震源のアメリカより大きかったのは、国内の需要を無視し、海外の需要に頼ってきたところに原因の一つがあります。消費税の増税などはもってのほか、貧困層や弱者いじめでしかありません。金融商品の取引などにこそ、しっかり課税し、大企業に社会的責任を果たさせるべきです。
金光威和雄(作曲家)
近藤忠孝(弁護士)
未曾有の経済危機打開には、消費税の生活費非課税を中心とする大幅減税こそ不可欠であり、逆の結果をもたらす消費税増税は断固阻止すべきです。
早乙女勝元(作家)
軍事費を削って福祉へ、生活へ。そうすれば消費税なしですむのです。
斎藤貴男(ジャーナリスト)
私は消費税増税が、独立自尊の商売の存在を危うくするものだと考えている。
大企業は商品やサービスに課せられる消費税を顧客に転嫁できるが、零細な小売店は競争激化のなかで消費税を上乗せして売ることは困難だ。中小製造業者も、取引先に消費税を上乗せしてくれと要求することは容易ではない。中小業者は消費税を転嫁できず、自腹で負担しているのが実態だ。
私自身、雑誌などに書いて原稿料を得ているわけだが、消費税を預らせてくれる出版社は半分もない。5%の消費税のうち、3%分程度は自腹だ。消費税が2けたになれば、自腹分は10%にもなるだろう。そうなれば自営業者や中小企業はまずやっていけない。
組織に属することを好まないから「フリー」を仕事としている、そうした生き方を否定されることにつながるのではないか。商売でも個人の店を続けることは困難になり、町は大手のチェーン店ばかりであふれることになるだろう。消費税増税は自由な生き方、個性的な商売を危うくし、社会を単色に染め上げるものである。
酒井広(元NHKアナウンサー)
これ以上、国民を苦しめるな!
坂本福子(弁護士)
貧困と格差の拡大が続いています。国民生活の暮らし安定を求めるには、消費税の減税こそが必要です。2011年からの増税はとんでもないと存じます。法案の廃案を求めます。
佐相憲一(詩人)
福祉の財源は、平和憲法9条の完全実施によって生み出しましょう。
敷地あきら(新俳句人連盟会長)
消費税増税は反対です。共に頑張りましょう。
重富健一(東洋大名誉教授)
消費税すなわち命の消耗税だ。
茂山千之丞(狂言役者、演出家)
柴田悦子(大阪市大名誉教授)
消費税は導入される時から反対してきました。現在、不況下で内需拡大を主張する政府が、全く反対に消費を冷やす消費税増税を実施することは大きな矛盾で許せません。
白籏史朗(写真家)
趣旨に全く同感です。希望が通りますように。
菅隆徳(税理士法人第一経理・税理士)
消費税増税とセットで法人税減税が出ています。庶民増税の一方で、大企業減税は許せません。
杉原泰雄(一橋大名誉教授)
誤った対応策は、危機を強化し、国民生活を破壊することになります。的確な対応を願います。
杉本晃章(東京都青果物商業協同組合本部青年会顧問)
八百屋の視点でいえば、消費税の内税化が一番問題です。外税の場合、キャベツが1個100円なら消費税5円を別に現金でもらえますが、内税だと「105円」の値札をつけて売らないといけません。しかし、消費者はよけいに取られているという感覚になり、売れません。買ってもらうために、税込み100円にすれば、当然売り上げは落ちます。
私が市場で仕入れるときは、商品代金とは別に外税で消費税も払っています。しかし、先のように価格に転嫁できないのです。
個人業者が自分の売り上げを犠牲にできるのは5%が限界です。消費税の滞納業者が増えているのは、すでに支払い能力を超えているという証拠です。税率10%になったら多くの業者は廃業するしかないのではないでしょうか。
野菜を生産している農家も、大手スーパーなどに安く納入させられ、消費税を転嫁できないでいます。野菜をつくるための肥料などに消費税を払っているのにです。これでは「やってられない」と廃業する農家も出るし、八百屋も出ます。結局は、日本そのものをダメにすると思います。
鈴木瑞穂(俳優)
軍備、思いやり予算、政党助成金…。税金の無駄遣いの末は必ず消費税増税!二度とゴメンです。
清家裕(税理士)
庶民の景気を悪くしてきた消費税を増税することは、さらなる景気悪化を招きます。景気対策のためには、消費税を減税すべきです。
関戸一考(弁護士)
関本秀治(税理士)
不況対策として最も効果的なのは、消費税の減税です。EU各国にならってまずは消費税の増税ではなく、消費税の減税を実現させましょう。
高鶴礼子(川柳作家)
高橋マス子(農民運動全国連合会女性部副部長)
農業経営悪化の中、増税は何としても阻止したいです。
武石鉄昭(税理士・不公平な税制をただす会)
立川談之助(落語家・民族芸能を守る会)
よく消費税の論議で「外国の消費税は日本よりもっと高い」という人がおりますが、よその国の消費税は食料品は免除されていたり各種の免税制度があって弱者にもきちんと配慮したものになっています。ところがわが国の消費税は、それこそ寝たきりのお年寄りの食べるものにも一網打尽に掛けてしまおうというとんでもない税金なのです。税金の無駄遣いや官僚の天下りを野放しにしておいて、消費税だけ上げようなんてまさに言語道断な話だと思いませんか、皆さん。
田中恒子(大阪教育大名誉教授)
貧困層に高い税率となる消費税は廃止すべきです。
谷山治雄(税制経営研究所長)
消費税増税に自公連立政権は「本気」になっているようです。たたかいはますます激しくなります。大いに頑張りましょう。
田村拓男(音楽家)
福祉のためといって始めた消費税。その全てが本当に福祉に使われているのか? よもや軍事費や米軍のグアム移転に使われたりしないか。人殺し予算ではなく平和予算を増やしてほしい。
津上忠(劇作家)
津田京子(俳優)
これ以上の増税は私たちの命を縮めることにつながります。増税反対の声を大きく強くしてゆきましょう!
鶴見祐策(弁護士)
寺島アキ子(劇作家、脚本家)
暉峻淑子(埼玉大名誉教授、国際市民ネットワーク代表)
ホームレスの人が1個のパンを買うにも、炊き出しのための食材にも消費税はかかります。年金の財源という口実で、年金をもらえない多くの人からも税金をとるのですね。
土橋亨(映画監督)
食糧品にかけるのは今すぐやめろ!
富山和子(立正大名誉教授)
消費税は不平等の税制。増税はもとより消費税そのものに反対です。
富山泰一(不公平な税制をただす会事務局長)
もうけている企業の法人税率を引き下げ、勤労者・中小商工業者に過重な負担を強いる消費税そのものに反対です。
外山雄三(音楽家)
この増税について納得のできる説明は一度もありません。この税金の使途も不明です。賛成しろと言われても、そんなことは不可能です。
豊田太一(東京靴工組合執行委員長)
消費税増税などけしからんのひと言。
消費税を導入する時はもともと福祉のためと言っていたがまったくのウソだった。逆進性の問題もある。少なくとも食料費と医療費はゼロ税率にすべきです。
永井博(新日本スポーツ連盟会長)
今の経済情勢の中で、スポーツを行う条件は、大変厳しくなっています。消費税増税はさらにその条件を厳しいものにします。消費税は廃止すべきです。廃止することは、スポーツを行う条件をよくするだけでなく、日本経済を立て直すことになるでしょう。
永井路子(小説家)
永尾廣久(弁護士)
消費税はむしろ引き下げるべきです(EUのように)。
中野善弘(大阪・阪南市西台原土地改良区水利組合理事長)
消費税の増税に絶対に反対です。水利組合は阪南市内4地区の農家約220軒に用水を供給していますが、米価は下がり、作れば作るだけ赤字。
農家は自分たちの食べる分しか作らなくなってきています。そこにきて消費税増税なんてもう農家やめろということでしょうか。
中平まみ(「犬の不殺生!」実現する愛犬小説家)
01年夏の参院選に「犬の不殺生!」訴え出馬の際、消費税は全く不要と知りました‐‐そうでなくても闇に消えた何兆円なんて聞くのに。
中村方子(動物生態学研究者)
大企業からの税金を増やせば消費税をやめることは可能です。そのような政策をのぞみます。
中村洋二郎(弁護士)
永山利和(日本大教授)
納谷悟朗(俳優、演出家)
西岡瑠璃子(歌人・元参議院議員)
消費税は貧しい人も豊かな人も同じように負担する逆進性の強い大衆課税であり、増税は絶対に許せない。年金や介護保険料の引き上げ、後期高齢者医療制度など庶民への負担増を強いる一方で企業への「法人税」は引き下げるなど、悪政そのものである。
二宮厚美(神戸大教授)
畑田重夫(国際政治学者)
「消費税、憲法変えれば戦争税」を合言葉に、平和運動にとりくむ日々です。ともに頑張りましょう。
林直道(大阪市大名誉教授)
現在の大不況の拡大をくいとめるのに絶対必要な運動です。
原田智子(漫画家)
貧富の差がどんどん広がっている今、消費税はあまりに不公平と思います。正しい税制度にしてほしいです。
平石共子(税経新人会全国協議会理事長、税理士)
天下の悪税を廃止するまで粘り強くたたかいましょう!
平田大六(新潟県関川村村長)
平山知子(弁護士)
消費税増税でなく、軍事費をなくすこと、大企業からきちんと税金を取ること、米軍基地をなくすことです。
ビル・トッテン(株アシスト代表取締役)
大企業に法人税減税、富裕層に贈与税・相続税減税、一般庶民には消費税増税。権力者による金持ちのための政策だ。庶民にできるのは、持てる力を行使し次の選挙で現職与党政治家を落選させること、それしかない。
冨士眞奈美(女優)
なにがなんでも反対というわけではありません。
消費税というのは生活全体にかかわってきますから、せめて食料品など、生活必需品は減税あるいは廃止、という制度をお願いしたいものです。
藤本雅秋(写真作家)
堀喜美代(声楽家)
人間らしい暮らしを守るため、消費税増税に反対します。
本間愼(東京農工大名誉教授、フェリス女学院大名誉教授)
増田孝雄(元都教組委員長)
松澤昭(俳人、「四季」の会名誉主幹)
松野迅(ヴァイオリニスト)
松元ヒロ(スタンダップコメディアン)
ますます格差が広がっているこの日本、大金持ちも貧困層も同じ額の税を払う消費税を上げるなんてとんでもない! 無くすべきです。
三浦光世(三浦綾子記念文学館館長)
増税が実現することのないよう、ご努力を心よりおねがい申し上げます。
美濃部民子(画家)
弱者に重くのしかかる消費税の増税は絶対反対です。
宮崎礼子(日本女子大名誉教授)
宮本憲一(大阪市大名誉教授)
無着成恭(泉福寺住職)
増税を考えるより、官僚や政治家の汚職をなくすべきです。「天下り」だとか「ワタリ」だとか、‐‐もろもろの税金のムダづかいを無くす方が先でしょう。
森直樹(プロダクションスコーポ組合員)
あくまで廃止を要求します。
森永卓郎(経済アナリスト、獨協大学教授)
巨額の景気対策を講じたのだから、その分の増税はやむを得ない。そう言って与党は3年後に消費税率を引き上げようとしている。
国民の中にも社会保障負担が大きくなる状況では、消費税率の引き上げはやむを得ないと考える人がたくさんいる。しかし、消費税の負担額を年間収入で割って実質の負担率を算出すると、年収200万円の低所得者は、年収1500万円の高所得者の2倍の負担率となる。それほど、消費税は逆進的税制なのだ。
仮に今後社会保障のための財源が必要になるとしても、法人税率の引き上げ、金融資産課税、相続税の強化などによって財源を確保することは十分に可能だし、今回の景気対策で必要となった費用程度であれば、税金を増やさなくても政府紙幣を発行するだけでも十分に吸収可能だ。
いま必要なことは、消費税率を引き上げることではなく、食料品などの生活必需品に対して、消費税の負担をゼロにする複数税率の導入だろう。
森本光一(大阪・堺刃物協同組合副理事長)
今の税制は投資家や資本家が有利になるような仕組みです。資本家には税金を安くして、庶民には消費税増税など重い税金になっていると思います。
業界の状況は大変厳しい。高級料理店の板前が使う包丁を研いでいますが、この不況で包丁がなかなか売れない。問屋から値切られれば、それを飲むしかないですよ。
消費税増税は消費を冷え込ませるだけ。増税は困ります。
矢野宣(俳優)
八幡一秀(中央大教授)
山田敬男(労働者教育協会会長)
増税ではなく、減税があたりまえです。趣旨に大賛成です。
山中恒(作家)
消費税アップの根拠がいいかげんで、自民党税調の横暴さにあきれるばかりです。やめるべきです。
山家悠紀夫(暮らしと経済研究室主宰)
負担能力に応じての負担が一番大切な税の原則だと思います。消費税はその原則に真っ向から対立する悪税です。
吉開那津子(作家)
吉田一人(ジャーナリスト)
消費税は最悪の庶民いじめ税。増税は生活を闇黒化するだけ。とんでもない。
吉田敬一(駒沢大教授)
経済民主主義の論理に逆行する弱者いじめの消費税をなくし、住みよい日本をつくりましょう。
吉本貢(税理士)
EUは生活関連分野の消費税減税を行っています。日本でも消費税減税で内需拡大をすべきです。2011年消費税引き上げは逆行であり、絶対反対します。
わかこうじ(映画説明者)
スーパーでも食料品が特に困っています。最近は仕事も少なくなりました。民商活動しながら頑張っています。この9月で86歳になります。
ワシオトシヒコ(美術評論家)
各種税金のなかでも、消費税くらい強権的で、巧妙きわまりない不平等な悪税もないのではないか。
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