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  トップページ > 税金のページ > 消費税 > 全国商工新聞 第2826号 4月14日付
税金 消費税
 
  許さぬ!消費税増税
実施から20年目 怒りの「いっせい宣伝」
各界連が呼びかけ 各地で多彩な行動展開
 
   消費税が実施されて20年目。消費税廃止各界連絡会(各界連)が呼びかけた「大増税許さない!全国いっせい怒りの宣伝週間」(3月31日〜4月6日)の呼びかけに応え、全国各地で多彩な宣伝・署名行動が行われました。

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中央各界連の訴えに、次々と足を止めて署名する人たち(1日、東京・JR新宿駅西口)
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熊本県各界連は80人が熊本市の繁華街をデモ行進
「あんたたち頑張って」と
  ▽中央各界連
は1日、東京・JR新宿駅西口で、社会保障推進協議会と一緒に増税反対、後期高齢者医療制度の廃止を訴え宣伝。11団体62人が参加し、増税反対署名が80人から寄せられました。
  北海道から上京し、これから東京で1人暮らしという24歳の青年は「なにかとお金がかかるので、1円でも節約したい。買い物のたびにかかる消費税は困ります。増税しないで済む方法はないでしょうか」と署名しました。
  70歳の女性は「物価が何から何まで上がって、生活できないよ。そのうえ消費税も上がるの?政治家はなにをしてるのかね。あんたたち頑張ってよ」と念を押しながら署名。
  「税金は医療費や福祉のためにも必要ですよね」という19歳の青年は「でも消費税が何に使われているか分からないし、無駄遣いも多いと思う」と話していました。
  宣伝カーからは各団体の代表がマイクを握り、消費税増税反対の署名を訴えました。
  全国商工団体連合会(全商連)の国分稔会長は「社会保障のためと消費税を導入して20年、社会保障制度は次から次へと改悪された。法人税減税の穴埋めに使われたのが実態だ。大企業優遇税制を改め、年間5兆円もの防衛予算を削れば増税しなくても社会保障の財源はある」と署名を呼びかけました。

ゼッケンをつけて
  ▽大阪・泉南地域連絡会
は1日、泉南市、阪南市、岬町の3カ所で行動。21人が参加し、142人分の署名を集めました。
  「消費税増税反対」「金持ち減税なんでやねん」「庶民増税なんでやねん」などのゼッケンをつけ、署名を訴えました。
  「月10万円の年金から介護保険、後期高齢者医療保険を引かれたら生活できない」(84歳女性)、「消費税上がったら困る」(中学生)と次つぎと署名に応じました。

チラシを配って
  ▽島根県各界連
は1日、7団体17人の参加で行動。「とんでもない年金口実の消費税増税」のチラシを配布しました。
  「世論調査では年金財源でも消費税増税反対が国民の多数」との説明に「私も増税反対!」と署名に応じる高齢者や子ども連れの女性などの姿が目立ちました。
  各団体の代表は「県議会で3月、消費税増税反対の意見書が共産党以外の自民・公明・民主の反対で不採択になった。増税反対の世論を巻き起こそう」と訴えました。

繁華街をデモ行進
  ▽熊本県各界連
は1日、宣伝カー6隊で市内を回り、ビラ1500枚を配布し、25カ所のスポット宣伝で市民に呼びかけました。また、午後からは「4・1怒りの昼デモ」を行い、約80人で繁華街をデモ行進しました。「消費税の大増税反対」「後期高齢者医療制度は中止せよ」「生活費に税金をかけるな」のシュプレヒコールを上げて、街行く人びとに呼びかけました。
  地元テレビも取材しました。
 
     
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