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増税だめだ！ 庶民の懐こそ温めるべき
各界連が新春宣伝 怒りの声、署名次々 |
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「原油高騰に物価高、景気後退の中、消費税増税なんてとんでもない」‐消費税廃止各界連絡会（各界連）は１１日、東京・浅草の浅草寺雷門前で新春宣伝・署名行動をしました。観光客などでにぎわうなか、各団体がマイクで訴え、４０人が署名とチラシで増税反対をアピール。政府の増税路線に対して、切実な怒りの声と５０人分の署名が寄せられました。
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| 「増税なんてとんでもない」と署名する人たち（東京・浅草） |
全国商工団体連合会（全商連）の西村冨佐多副会長は「中小業者、国民の困難をよそに政府や財界、マスコミまでそろって大増税を合唱。国は財政危機を言うが、史上空前の利益を上げている大企業に応分の負担を求め、５兆円の防衛省予算など、無駄遣いをやめれば消費税を上げずに済む。庶民の懐こそ温めるべき」と強調。行き交う人が次つぎと足を止めて対話が弾み、署名が集まりました。
埼玉県三郷市に住む鈴木千代子さん（６５）は「年末温泉に行ったが、そこでも『物価が上がった』と話題に。政府は何も対応していないじゃないの！ 年金もどんどん下がっているし。テレビを見ながら怒っています」と怒りの告発。
東京都北区でかばん作製教室をやっている男性（４８）は「サラリーマンの給与が上がらず中小業者も大変だ。払っている消費税が何に使われているかさっぱり分からない。もっと無駄を見直してほしい」と署名しました。
通りがかりの年配の男性は「消費税も大変だが、昨年地方税が４倍になった。そっちも下げるように運動してほしい」と、熱心に話しかけてきました。人力車引きの青年は「消費税は何が問題なんですか」と寄ってきて、熱心にメモをとりながら説明を聞き「消費税の不公平さがよく分かった」と話していました。
横浜在住の会社員の男性（４７）は「貧富の差も激しい。だから消費税だけでなく所得税の見直しもちゃんとやってほしい」と政府に注文。浅草に住む女性（７３）は「絶対反対！ 増税されたら生活できない」と切々と訴えました。 |
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