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３・１３重税反対全国統一行動
全国５８０ヵ所、１８万人が参加
消費税増税反対 仕事よこせ 高齢医療中止せよ
税金は金持ちから取れ
岩手県中央集会 森永卓郎さんの講演が大評判
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「庶民大増税・消費税増税反対」「中小業者に仕事と資金を回せ」「後期高齢者医療制度は中止・撤回せよ」‐「３・１３重税反対全国統一行動」が１３日、全国５８０カ所で繰り広げられ、１８万人が参加しました。中小業者、労働者、農民、年金生活者、女性、青年らがプラカードやゼッケンを付けて切実な要求をアピール。集会やデモ行進、税務署交渉などを行い、「来るべき総選挙で消費税増税を阻止し、悪政の転換を」と訴えました。東京では中央各界代表者集会を開くとともに、国税庁・財務省に申し入れました。岩手県商工団体連合会と盛岡民主商工会（民商）など７００人が参加した重税反対全国統一行動岩手県中央集会（盛岡市）の取り組みを紹介します。
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| 元気良くシュプレヒコールしながら、４００人が商店街をデモ行進 |
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| 全国商工団体連合会（全商連）も加盟する３．１３重税反対全国統一行動中央実行委員会は７日、東京・有楽町マリオン前で宣伝を行いました。６団体３２人がチラシとガーベラの花束５００本を手渡し、増税反対をアピール |
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| ホールいっぱいに集まった７００人を前に講演する森永卓郎さん |
集会に７００人
「ラジオを聞いて駆けつけました」「ぜひ聞きたい」‐３・１３岩手県中央集会（県実行委員会、盛岡地区実行委員会主催）の目玉企画、テレビ番組などでおなじみの森永卓郎さん（経済アナリスト・独協大学経済学部教授）の講演会に続々とつめかける市民。盛岡市内のあちこちに張り出されたポスターやチラシ、当日、全県に流されたＩＢＣ岩手放送（ラジオ）の告知報道を聞き、会場の盛岡市教育会館大ホールは７００人の参加者でいっぱいになりました。
「日本経済は庶民増税なしで再生可能」をテーマに講演した森永さんは「この５年間で大企業と金持ちは３０兆円も手取りが増え、逆に庶民は１４兆円も負担が増えた。財界や政府の本音は消費税を増税し、低賃金で国民を食うや食わずに追い込んで、もっと家族総出で働かせようということ。働く人の存在を脅かし、もう死ねという新自由主義の政策をやめさせるため、総決起しましょう」と激励。「大企業や金持ちから税金を取っても何の問題もない。庶民から取ったら景気が悪化するだけ」と強調しました。
真剣に聞き入っていた参加者から「よーし」「その通り」と掛け声が上がり、会場は大きな拍手に包まれました。
「元気をもらった」
集会は、各団体からの訴えの後、アピールを拍手で確認。「消費税増税反対。税金は大企業から取れ」「中小業者に仕事を回せ」「最低賃金を引き上げろ」「後期高齢者医療制度を中止せよ」「農業と地場産業を守れ」と、元気よくシュプレヒコールしながら、大勢の買い物客が行き交う大通り商店街を練り歩き、盛岡税務署までデモ行進。税務署長に「税務行政の改善を求める申し入れ」を行い、集団申告しました。 |
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