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消費税増税ストップ 各地で怒りのデモ、集会、交渉 共感広げ3.13重税反対全国統一行動 |
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雪の中を元気にデモ行進する函館集会の参加者 |
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「世の中を変えるため選挙でがんばろう」と 特別決議を採択し、デモ行進する徳島地区集会の 参加者 |
「定率減税廃止、消費税増税など庶民大増税を中止せよ」「大企業と金持ち減税をやめろ」‐13日、38回目の3・13重税反対全国統一行動が全国580カ所でおこなわれ、約18万人が参加しました。各地で中小業者、労働者、農漁民、年金生活者らがデモ行進し、切実な要求を書いたプラカードやゼッケンなどをもちより、「増税勢力に選挙で審判を」「平和でこそ商売繁盛。憲法9条を守ろう」「税務署は人権無視の税務調査はやめろ」とアピールし、集団申告しました。東京では、全国統一行動中央実行委員会が税・財政の民主化について、財務省と国税庁に申し入れ、午後は中央各界代表者集会を開きました。
▽北海道・函館実行委員会は、ベルクラシック函館で集会を開き、200人が参加。前日の猛吹雪からうってかわり、穏やかな天候に恵まれ、参加者は「税金をわけの分からない事務所経費に使うな」「消費税増税はやめろ」と怒りを込めてシュプレヒコール。函館税務署まで元気よくデモ行進し、堂々と集団申告をおこないました。
▽新潟県実行委員会は、中央集会を新潟市体育館で開催し、1700人が参加。「老年者控除の廃止に続き、定率減税も半減、全廃。増税ばっかりだ」「去年の消費税がまだ払いきれないのにまた消費税か」と怒りの声も聞かれました。新潟民商の増井作市会長は「地方税も引き上げられ、増税はさらに続く。重税から営業と生活を守るため、いっせい地方選挙と参議院選挙で増税勢力に審判を下そう」と訴えました。
▽東京・北区実行委員会は、王子駅前公園で集会を開き、550人が参加。北区民商の鳥居峰夫会長が主催者を代表して、北区税務署、都税事務所、北区役所に、納税緩和措置と負担軽減を求めてきたことを報告し、庶民大増税と憲法改悪反対を訴えました。
集会後、王子税務署までデモ行進し、集団申告をおこないました。
▽愛知県実行委員会は県内26カ所で集会にとりくみ、中小業者をはじめ年金者、労働者など150団体、延べ4900人が参加。名古屋市中区実行委員会が桜花会館で開催した集会では中税務署まで300人がデモ行進し、集団申告しました。
また、愛知県連、愛労連、年金者組合、保険医協会の代表7人が愛知県実行委員会として名古屋国税局へ、大増税反対と税務行政の民主化を求める要請書を手渡しました。
▽島根県実行委員会は、県内6市6会場で集会を開き、420人が参加しました。出雲地区集会には4団体から150人が参加。出雲民商の金山政史会長が「貧困と格差を広げる庶民大増税と消費税増税は許せない。政治を変える大闘争を」と訴えました。集会参加者は出雲税務署までデモ行進し「税務署は差し押さえなど強権的な税金の取り立てをやめよ」などと総務課長に要請し、集団申告しました。
▽徳島・徳島実行委員会の集会には800人が切実な要求をプラカードなどに託して参加。「世の中を変えるために選挙で頑張ろう」と決意を固め合い、徳島市役所までデモ行進をおこないました。
▽宮崎県実行委員会は、宮崎市中央公園で集会をおこない、600人が参加。落合幹雄県農民連会長が主催者あいさつし、特別決議「大もうけ大企業への減税と庶民大増税・消費税増税をやめさせ、政治の転換で国民本位の減税・社会保障の充実を実現させよう」を採択。集会後、「大企業への減税をやめろ」などとシュプレヒコールをしながら宮崎税務署までデモ行進。「税務行政の民主的改善を求める申し入れ」を読み上げ、集団申告をおこないました。
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