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減税音頭でアピール
神奈川・重税反対鎌倉集会 市にも軽減策を要請 |
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「減税音頭」を踊る参加者 |
「赤字赤字の連続で この上消費税取られるの これじゃ商売あがったり だから だから だから だから だから〜 減税音頭で(ヨイショ、ヨイショ)がんばろう」‐13日、真っ青な空の下、神奈川・重税反対鎌倉集会の参加者100人が会場の鎌倉商工会議所から市内の商店街を「減税音頭」を歌い、踊りながら練り歩き、増税反対をアピールしました。買物客や通行人ら多くの人が立ち止まり、「頑張って」と手を振って声援しました。
先頭で踊るのは「減税音頭」の振り付けをした日本舞踊家の花柳みなせさん。誰でもすぐに覚えられて、最後にぐいっと両手を広げる、頑張ろうの握りこぶしに国民・中小業者の力強さを表現しました。
重税反対鎌倉実行委員会の実行委員長を務める鎌倉民主商工会(民商)会長の若林重利さんは「増税・負担増の嵐のなかで、国民・中小業者の思いをみんなで歌に表してみようじゃないかと話し合ってきました。作曲は飲食店を経営する会員の中村一郎さん(作者名 柴田一則)が快く引き受けてくれました。出来立ての熱い思いが詰まった音頭です」と話します。
集会参加者は、鎌倉駅前西口の御成商店街から、東口の小町商店会を練り歩き、鎌倉税務署までデモ行進。実行委員会の富田芳郎・鎌倉労連事務局長が「増税反対と納税者の権利の尊重、納税緩和措置の実施を求める請願書」を読み上げ、総務課長に手渡しました。
参加者に聞くと「今年は1000万円の売り上げがないのに消費税を納めることに。ギリギリの生活、こんなに苦しめる消費税は許せない」「とりあえず仕事はあるが、元請けの倒産が相次ぎ、貸し倒れで利益はない。昨年債権者会議に行ったら、第1順位の国税がほとんど持っていき、1000万円の売掛金のうち、もらえたのはたった80万円だけ。赤字でも払う消費税はおかしい」と怒り心頭です。
実行委員会代表らは鎌倉市役所に出向き、すでに提出してある石渡徳一市長あての「住民税・国民健康保健料・介護保健料の負担増に対する独自軽減策を求める要望書」について、速やかな回答を求めました。
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