3・13デモ割 重税反対で商店も連帯=東京・葛飾
「重税反対集会の参加者も、民商会員・読者のお店も、地域も元気にしよう」―。東京・ 飾民主商工会(民商)は13日、重税反対 飾区民集会に合わせ、参加者が地域の店でさまざまなサービスが受けられる「デモ割」に取り組みました。昨年に続き2度目の開催です。
民商では、「デモ割」に協力してくれる参加店を事前に募り、店名とドリンク1杯無料など各店のサービスを明記した「参加チラシ」を用意。当日は、300枚を配布しました。
参加店舗は、家庭料理が味わえるお店などの飲食店8店にヘアーサロン、青果店を含めた計10店舗。
初参加となった青果店主は、ジャガイモ10個とニンジン1袋をオマケする大盤振る舞い。「新鮮な野菜などを安く提供していることをアピールできる。何より重税反対で集まった皆さんにサービスしたい」と心意気を示しました。
集会当日は、小雨まじりの天気でしたが、 飾税務署へのデモ行進と集団申告を済ませて一息ついた参加者5人が、居酒屋の開店を待ちわびて訪問。「酎ハイ1杯サービス」のデモ割に喜びながら、午後8時過ぎまで盛り上がりました。居酒屋店主は「たくさんあるお店の中から選んでいただき、応援してくれることはありがたいし、励みになる」と、参加者と笑顔を交わしました。
デモ割サービスの有効期限は3月いっぱい。お店に立ち寄ったお客は、この日だけで30人に達しました。
客も店も地域も喜ぶ「三方よし」のデモ割への期待が広がっています。
全国商工新聞(2014年3月31日付) |