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  トップページ >全商連とは > 2.8全国中小業者決起大会 > 全国商工新聞 第2771号 2月26日付
共同行動 全中連
 
主催者あいさつ
2.8中小業者決起大会
 悪政に高まる国民の怒り 今こそ要求実現へ奮闘を
 全国中小業者団体連絡会代表幹事 国分稔さん


 「景気が回復した」といわれますが、働いても貧困から抜け出せない「ワーキングプア」が若者を中心に増え、全世帯の1割が、生活保護水準以下の暮らしを強いられるなど貧富の格差が拡大しています。
 中小業者は、下請け単価の切り下げや原材料の高騰などで利益が落ち込むなかで、消費税負担が重くのしかかっています。
 ところが、安倍首相は、今国会での改憲手続き法の制定に固執しています。また、大企業、大金持ち優遇の政治を露骨にすすめています。
 一部の大金持ちへの減税の穴埋めを、中小企業・国民に肩代わりさせるのは断じて許せません。
 地方自治体では、大企業誘致を競い合い、無秩序な大型店の出店などよって、まちからかつてのにぎわいが消えています。
 悪政のなかで政治情勢に確かな潮目の変化が現れています。
 厚生労働大臣による女性の人格否定発言をはじめ事務所費問題などの政治モラルの低下、大企業による偽装請負や期限切れ原料の使用などで国民の怒りは高まり、安倍内閣の支持率は政権発足時の7割から、いまや39%。不支持が支持を上回っています。
 今年は、いっせい地方選挙と参議院選挙がおこなわれます。
 政治を変え、私たちの要求を実現する絶好のチャンスです。
 悪政を包囲し、中小業者・国民が希望の持てる社会への改革をめざし奮闘しようではありませんか。
 
 
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