大会決議
私たちは、大企業の横暴を許さない
経済効率と利益のみを追求し、中小業者をいじめ、買い叩く。政治をも金で買収する。利益のためには、「賞味期限切れ」も見てみぬ振り。ここには、「公正」という言葉も、「モラル」という言葉も存在しない。経済は大企業のみで成り立ってはいない。社会的責任の意味を問い直すべきである。
私たちは、政府の悪政を許さない
莫大な利益を上げる大銀行は税金を払わず、大企業・大資産家には減税。その穴埋めを、中小業者・国民に押し付けるのはもってのほかだ。大企業に応分の負担をさせるべきである。
中小業者は、日本経済を根底から支えている。格差と貧困を広げ、中小業者を痛めつける政治と経済に未来はない。
安倍首相が目指す「美しい国、日本」に未来はあるか。
首相の言葉から透けて見える「美しい国」の姿は、いっそうの大企業奉仕であり、「アメリカと一緒に戦争する」ための憲法「改正」ではないか。
日本が「2度と戦争はしない」と世界に誓ったのは、わずか60年前である。忘れてならない、憲法を営業と暮らしに生かすことが、世界の人々との友好と連帯を広げることを。
私たちは、働きがむくわれる政治を目指すために、断固たたかう。
消費税増税計画を撤回し、税金は大企業から取れ
中小業者に仕事と資金をまわし、景気回復をはかれ
大企業の横暴を規制し、公正な取引ルールを確立せよ
中小業者に原油・資材高騰をしわよせするな
助け合いへの規制と干渉をやめ、自主共済を守れ
中小企業金融の円滑化をはかり、高金利の被害根絶を
地方自治を尊重・拡充し、住民本位のまちづくりを
人間らしく暮らせる医療・社会保障制度の確立を
中小業者の経営振興で地域の雇用と経済を守れ
平和こそ商売繁盛の土台、憲法９条を守れ
以上、決議します。
2007年2月8日
許すな大増税・改憲！働きがむくわれる政治を！２・８全国中小業者決起大会
|
