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8月25〜26日 第64回日本母親大会 世代超え誘い合い参加強めよう

 第64回日本母親大会が、8月25日〜26日の2日間、高知県で開催されます。
 安倍政権の暴走を許さず、いのちと暮らしを守り、「核兵器のない平和で明るい未来を子どもたちに手渡したい」という、母親・女性たちの切実な願いを持ち寄る集まりです。
 いま、市民の世論と運動が世界を動かす情勢です。昨年7月、核兵器を明文上も違法化した核兵器禁止条約が国連で採択され「核兵器のない世界」への新たな展望が開かれました。
 母親大会の始まりは、広島・長崎に次ぐ3度目の被爆となった、1954年のビキニ環礁でのアメリカの水爆実験に抗議した「日本の婦人による原水爆禁止のための訴え」でした。55年7月にスイスのローザンヌで世界母親大会が開催されました。
 「生命(いのち)を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます」のスローガンを掲げ、日本の母親・女性たちも戦争放棄の憲法に思いを重ねて、55年6月の第1回から毎年、大会を開いてきました。
 母親大会では「集まれば元気、話し合えば勇気」を合言葉に、憲法を守り生かす取り組み、貧困と格差の是正、社会保障の拡充など多彩な運動を交流します。
 1日目は、47都道府県からの参加者が一堂に集まる全体会で、記念講演「憲法とともにあゆみつづける〜子どもの未来・くらし・平和」を渡辺治さん(一橋大学名誉教授)が行います。2日目は「子どもと教育」「くらし、権利、労働」「平和と民主主義」「女性の地位向上めざして」など、30のテーマの分科会が企画されています。第14分科会「不安がいっぱい税の集め方・使われ方」では、あるべき税制と暮らし・地域経済をどう守るかについて、話し合います。
 高知県では初めての開催です。マスコミ15社やJAをはじめ、たくさんの団体や県内の市町村・教育委員会から後援を受けています。
 高知県連と婦人部では、母親大会の成功に向けて、参加の呼び掛けを強め、「物産展」の準備も進めています。世代を超えて誘い合い、母親大会に参加しましょう。

全国商工新聞(2018年8月6日付)
 

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