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  トップページ> 方針・決議のページ > 主張 > 全国商工新聞 第3294号1月8日付
相談は民商へ

 
私たちの主張
 

実利、要求に全力で応え 仲間増やし改憲阻止を

あけましておめでとうございます

全国商工団体連合会 会長
太田 義郎

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 全国380万中小業者、民商会員、商工新聞読者の皆さんにごあいさつを申し上げます。
 昨年は長い漆黒の闇空に、ほのかではあるが明るい陽の光が差し込む1年になりました。
 今年1年は歴史的大転換の年になると思われます。安倍政権は、天皇の退位と新天皇の誕生、眞子さんのご結婚など天皇家を政治利用し、憲法を改正して復古的体制への回帰へ向かう可能性があります。福井国体で「明治維新150年」を冠にしたように、その銅鑼の音は聞こえています。
 そして夏に向けて国会で憲法改正(9条に3項を追加)を発議する計画をしています。文字どおり戦前の体制「美しい国、戦争する国家」づくりです。
 民商・全商連は5月開催の新潟総会に向け、情勢の展望を切り開く会勢の前進をめざしています。
 「新しい時代には新しい革袋を!」-時代の進化とともに中小業者の要求、実態は変化します。どんな時代になろうとも中小業者の要求は山のようにあります。時代に対応し、個々の業者、会員の「実利、要求」を実現できる民商であれば強大な民商をつくれる展望があります。
 たとえば個人事業者の法人化は時代の流れでもあり、ここに力を注ぐ必要があります。実利を実現する「大義のある民商」への期待は高まっています。
 先の総選挙では、自公政権と補完勢力に対して、「市民と野党」の共闘で「一対一」に持ち込めば互角にたたかえることを証明しました。
 戦争法中止を軸にした市民と野党の共同のたたかいが広範な人々の心に時代の声として聞こえています。
 大義は私たちにあります。全国の民商会員、読者の皆さん、日本各地に心から頼りになる民商があり、一人ひとりの会員、業者の存在が希望への明るい窓です。
 多くの人々と心を一つにして、連帯し、明日を語り、肩を組んでこの1年頑張りましょう。

全国商工新聞(2018年1月8日付)
 

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