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全青協第40回総会の成功を 仲間迎え業者青年支援強めよう
全商連青年部協議会(全青協)は1975年11月8日に結成され、40周年を迎えました。会内外の期待と注目が集まる中、21、22日には第40回定期総会が開かれます。
各地の民商に青年部をつくりながら、1万人を超える組織へと成長させ、業者青年が抱える固有の要求実現に奮闘してきました。
全青協は業者青年同士の豊かな出会いを生み出すとともに、自家労賃を要求し、国税通則法改悪や付加価値税(大型間接税)導入反対の運動などに力を発揮してきました。開業資金の要求では、自治体の融資制度を新設・改善させ、日本政策金融公庫の創業融資の自己資金要件緩和など、青年が業者として生きる独立自営の道を広げてきました。
全商連は、第51回総会方針で「運動の継承・発展に本腰を入れて取り組む」ことを提起し、業者青年に魅力ある民商づくりをめざしてきました。
「民商と青年部の役割に確信を深め、運動の世代的継承をはかり、青年部の拡大・強化に結実させる」と位置づけ、40周年の記念行事として取り組まれた「ウエルカム企画」は、民商・県連と青年部が力を合わせて多彩な行動へと発展しています。
各地の青年部員が自由に発想し、全国で統一して取り組む画期的なこの企画は、業者青年が置かれている実情や要求への理解を深める契機となっています。民商・県連の役員が自らの商売・人生を語り、民商運動の意義と役割が引き継がれているのも大きな特徴です。そして、経営対策や製品展示、バーベキューなど楽しい企画を通じて、民商運動が持つ可能性を実感する貴重な機会となり、業者青年を励ましています。
3・11の震災以降、青年の意識は大きく変化し、政治のあり方や「つながり」の大切さが見つめ直されています。戦争法案反対のたたかいに青年が立ち上がり、多くの業者青年が民主主義や平和、憲法について考え始めています。
こうした前向きな変化と運動の高揚の中で迎える節目の40回総会を、業者青年の結び付きをさらに強め、強大な組織建設をすすめて成功させましょう。
全国商工新聞(2015年11月16日付) |
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