全青協第39回定期総会=魅力語り仲間迎え成功めざそう
業者青年の要求実現をめざして運動を進める全商連青年部協議会(全青協)は11月23日、第39回定期総会を開催します。
民商青年部は「商売を伸ばしたい」という業者青年の意欲に応え、学習会や交流会、仕事場訪問など多彩に取り組み、商売の発展につなげています。地域住民との結びつきが商売を伸ばす力になるとして、商工フェアや夜オリ、民商まつりなどで、業者青年・民商青年部の力を発揮してきました。
9月に福井県で開催された第13回全国業者青年交流会は500人超が集まり、経営に役立つ実践的課題を学び、ものづくり・商売の魅力を深めました。「夢をもって進もう」「商売をより好きになろう」という呼びかけが、業者青年への大きな励ましになり、「この組織を大きくしよう」「消費税増税を止めよう」と決意を固め合いました。
いま安倍政権の暴走が、業者青年にも大きな困難をもたらしています。
経済対策は株価対策最優先で、消費税を増税し、国民生活を置き去りにしています。個人消費が急激に落ち込み、「お客さんの財布のひもが固くなった」「10%にされたら商売の先が見えなくなる」と不安が高まっています。
また、集団的自衛権行使容認など戦争する国づくりや、沖縄・辺野古へ米軍新基地建設を強行する姿勢に怒りが広がっています。
「商売の夢をつぶすな」「平和と民主主義を守れ」と、安倍政権退陣を求める青年層の新たな行動も繰り広げられています。
業者青年は、地域の疲弊に歯止めをかける能力と可能性を持っています。商売を通じて地域経済を活性化させ、人のつながりを豊かにする業者青年に対しての期待が高まり、注目が寄せられています。
汗を流して商売に励む業者青年にとって、営業と暮らしを守るため力を合わせる民商青年部は、かけがえのないよりどころです。
全国業者青年交流会で存分に実感し合ったエネルギーで、旺盛な対話を広げて地域の業者青年を民商に迎え、全青協総会を成功させましょう。
全国商工新聞(2014年10月27日付) |