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  トップページ > 方針・決議のページ > 主張 > 全国商工新聞 第2925号 5月10日付
 
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非核日本へ平和大行進の成功を


 2010年原水爆禁止国民平和大行進が、東京・夢の島を6日に出発したのを皮切りに、北海道・礼文島、和歌山、高知でも相次いで出発しました。8月の原水爆禁止世界大会まで、全国各地で幹線コース、網の目コースで取り組まれます。
 今年の行進は、5月28日までニューヨークの国連本部で核拡散防止条約(NPT)再検討会議が開かれている最中の行動です。
 この再検討会議を、核保有国が「核兵器のない世界へ実効ある措置をとる」との約束を果たす契機とするため、唯一の被爆国としての日本の平和運動は世界をリードしてきました。
 2008年の原水爆禁止世界大会で提唱された「核兵器のない世界を」の新国際署名を現在までに700万人分近く集め、民商・全商連も加盟する日本原水協代表団1500人が訪米しました。そして、ニューヨーク平和大行進に参加してアピールするとともに、国連本部前に400万人分の署名を積み上げ、NPT再検討会議の議長と国連上級代表に手渡しました。
 核兵器廃絶を求めて世界各地で多様な行動が取り組まれ、かつてない「核兵器廃絶」の世論が高まっています。2010年原水爆禁止国民平和大行進は、こうした世界の運動に合流し、草の根から核兵器廃絶の大きなうねりをつくる、従来の枠を大きく超えた行進として、成功させることが期待されています。
 また、日本の進路にかかわる核密約、普天間基地「移設」問題などで、鳩山政権が「異常な対米従属」から抜け出せず、完全に行き詰まる中で、核密約廃棄、非核三原則の実行、安保条約廃棄など、非核平和の日本の実現を広くアピールする行進として注目されています。
 全国の民商は毎年、11の幹線コースすべてでリレー旗を受け渡し、3000人近い仲間が行進するとともに、原水爆禁止世界大会には400人以上が参加してきました。
 中小業者の運動が原水爆禁止運動のさきがけとなってきた歴史に学び、21世紀で最高の参加となるよう、意気高い目標を持って取り組みを強めましょう。
 同時に、「核兵器のない世界を」署名の1200万目標達成に向け、いっそうの署名の推進・結集に力を入れようではありませんか。

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