全国に仲間を広げよう 新部員歓迎会開く=茨城県青協
「仲間と出会う楽しさ」を実感し、9月の全国交流会の参加表明が相次いだ茨城県青協の新部員歓迎会
「仲間と出会う面白さを実感できた」−。茨城県連青年部協議会(県青協)は5月19日、新部員歓迎会を行い、トリマー、建設、農家や塗装、映画関連などの経営者ら、県内3民商青年部と会外から13人が参加しました。全国業者青年交流会(9月23〜24日、北九州市)のプレ企画として開催したもので、全国交流会に7人の参加が決定しました。
櫻井鉄矢県青協議長=ウェブデザイン=や、水戸民商青年部の岡将孝部長=青果卸=ら役員が、青年部を通して得た仲間のことや、仕事などに生かせた点を紹介。積極的に人とつながり新しい仕事に結びつける意識の大切さを話しました。
また「全国さまざまなところに行けて見識が広がる」「経営に役立つ学習をしている」「全国で取り組んだ業者青年アンケートをもとに国会議員との交渉、省庁交渉も行っている」など青年部の魅力を話すと、「知らなかった」「そんなことができるの?」と驚きの反応もありました。
青年部の集まりに初めて参加した、独立して8カ月の新入部員は「民商は税金や確定申告のイメージだったけど、経営者のつながりができた。集客の方法など商売を伸ばしていくために知りたい話がたくさん聞けて本当に刺激になった」とうれしそう。輸入雑貨・小売りなどを手掛ける水戸民商の部員も「若い人たちが頑張っているのがいいなと思ったし、さまざまな業種の経営者の話を聞くのはとても勉強になった」と話していました。
全国交流会への参加を呼び掛けると、「ぜひ行きたい」と新部員からも反応が。「絶対プラスになるから行きたい」「面白い人たちと出会える機会になりそう。今からなら予定も合わせられる」など期待の声が上がり、その場で7人が参加表明をしました。
櫻井議長は「学び合える仲間がまた増えた喜びでいっぱい」と語り、「青年部で得たことは大きく、自分の人生で最良の選択だったと思うことがある。この経験を他の仲間にもしてもらいたい」と全国交流会への呼び掛けを強めることにしています。
県連常任理事会も県青協を応援。新部員歓迎会への参加の呼び掛けと全国交流会への支援を民商に要請しています。水戸民商では全国交流会参加者の参加費を民商からも支援する予定です。
全国商工新聞(2018年6月18日付) |