全商連トップページ
中小施策 税金 国保・年金 金融 経営 業種 地域 平和・民主 教育・文化 県連・民商 検索
 全商連とは活動方針・決議署名宣伝資料調査婦人部青年部共済会商工研究所発行案内入会申込リンク
  トップページ > 青年部 > 全国商工新聞 第3282号10月2日付
相談は民商へ
青年部
 

知りたい!事業の引き継ぎ方 事業継承ステップ学ぶ=福岡県青協

1泊研修で悩みも交流

Photo
福岡県青協の「親の商売を引き継ぐ」学習会

 福岡県連青年部協議会(県青協)は8月18、19の両日、大分県日田市の羽田多目的交流館で1泊研修を行い、家族連れを含む17人が参加。「事業引継ぎ支援センター」の北川真一税理士を講師に招き、事業承継について学びました。

 北川税理士は、現在67%の事業が後継者不足で、休廃業する事業所の66%が継続可能な経常利益率であることや、中小企業庁が定めた事業承継のガイドラインの「事業承継にむけた5ステップ」を紹介。個人事業主の場合の「事業用資産の取り扱い」「事業の借入金」「税務暑や労働基準局の手続きについて」や、法人の場合の「自社株式その他事業用資産の取り扱い」「法人の借入金」「経営承継円滑化法の活用」について丁寧に説明しました。
 参加者からは「会社を買う場合、負債があったときはどうしたらいいか」「親の事業を引き継ぐタイミングで悩んでいる」「採算の取れる事業だけ引き継ぐことはできるか」など多数の質問が出されました。
 北川税理士は「事業承継は、引き継がせようとする側、引き継ぐ側、双方でしっかりと事前に話し合うことが大切」とアドバイスしました。
 研修後は、地元の食材を使ったバーベキューで交流。羽田多目的交流館が小学校の校舎を活用しているため、卓球やバドミントンもでき、沢ガニ捕り、バーベキューの火おこし体験などで子どもたちがグラウンドや校舎を駆け回り、にぎやかでした。

Image

全国商工新聞(2017年10月2日付)

相談は民商へ
ページの先頭