ネタづくりで活動広がり 部員の表情を独自に伝えて=埼玉・浦和民商青年部
“面白い”“次はまだ?”
部員みんなで話し合いながら独自に「只野新聞」を発行している埼玉・浦和民主商工会(民商)青年部。青年部の活動を自由な表現で、生き生きと描写することで、「次号は、まだなの?」「面白かったから早く出して」など問い合わせが相次ぎ、話題を呼んでいます。
紹介するのは、総会や健康診断、旅行や忘年会など日常の活動。しかし、インタビュー形式で部員の生の声を引き出し、当日の楽しかった様子や、ささいな出来事を詳しく楽しく、丁寧に伝える紙面は、まるで自分もその場にいたかのように読者を引き込みます。部員たちの生き生きとした表情を捉えた写真がたくさん載っているのも魅力です。写真に吹き出しやコメントなどを付けることで、楽しい青年部を伝えてくれます。
只野新聞を発刊したのは、部員訪問や電話掛けで部会参加を呼び掛ける時、「青年部が何を目的として、何をやっているのか分からない」と、多くの人から言われたことがきっかけ。どうやったら青年部の存在・活動を知ってもらえるか討議を重ねた結果、青年部らしい面白さにあふれた独自の新聞をつくることを決めました。
発行を始めてからネタづくりのために青年部活動自体が活発になり、さまざまな企画を開催するように。最近は青年部で民商会員の拡大統一行動まで行うようになりました。
以前は2〜3人しか参加がなかった青年部会も6人以上は必ず集まるようになるなど、新聞から始まった活動が青年部と民商を元気にしています。
全国商工新聞(2016年3月14日付) |