「第3回SUZUKAハロウィン」で活躍=三重・鈴鹿民商青年部
6000人参加 協賛100社超
6000人が来場し、市を挙げてのイベントとなった鈴鹿民商主催のSUZUKAハロウィン
地域を活性化
県外からの参加者を含め約6000人が集まった「第3回SUZUKAハロウィン」(11月1日、弁天山公園で開催)。鈴鹿市教育委員会や観光協会などから後援を受けたほか、鈴鹿市長も駆けつけるなど大盛況でした。地域のビッグイベントに成長させたのは、「地域を盛り上げたい」と企画、奮闘した三重・鈴鹿民主商工会(民商)。青年部の頑張りも光りました。
仮装コンテストには県外含め33チームが出場。子どもたちのかわいらしい「アナと雪の女王」や、大人のこわーいゾンビなど個性豊かな仮装がコンテストを彩りました。地元の高校生・大学生のバンド、ダンス部、軽音楽部や、地元で活躍するダンススクールのチーム、太鼓連、歌手、ボイスパフォーマンスも出演し、会場を盛り上げました。
また、会内外の業者による20店舗以上の模擬店や雑貨販売のブースを用意。ゆるキャラのお菓子配りなども行い、1日楽しんでもらえるイベントになりました。
「SUZUKAハロウィン」は、鈴鹿民商の名前をもっと多くの人たちに知ってもらおうと、創立40周年を迎えた2年前から開催しているもの。「若い人と地域を巻き込める、今まで誰もやっていないものにしよう」と、当時は珍しかったハロウィーンのイベントを開催することを決めました。
「楽しく地域を盛り上げよう」というコンセプトへの共感や、「みんなが楽しめる企画」と口コミで評判が広がり、開催するたびに参加者は倍増。出店したことで新しい顧客獲得につながったなど、参加した業者からも大好評で、会外業者から入会者や読者が生まれるなど、地域で新たなつながりを広げています。
3回目は「地域の未来を担う学生とのつながりをつくろう」と、地元の学生にボランティアスタッフ、司会補助、写真スポットの製作など協力を依頼。学生たちも「多くの人たちと協力し、つくり上げていくことがとても勉強になった。次回も参加したい」と歓迎しています。
プロジェクトに関わった民商会員は約150人。学校や商店街、会員の店や市内コンビニなどにポスターを貼り、地元ラジオやケーブルテレビにも出演、専用ホームページも作り、協賛したお店で使える割引付のバッジを無料配布するなど大々的に告知。100社以上からの協賛を得て、地域全体を活性化させています。
青年部で実行委員長のKさん=鳶=は「今回のように会外の若者とも協力し、もっと民商をたくさんの方に知っていただくきっかけにしていきたい」と今後の目標を語りました。
全国商工新聞(2016年1月11日付) |