民商青年部へウエルカム 語り合える仲間がいる
全商連青年部協議会(全青協)40周年総会に向け、各地で県商工団体連合会(県連)と県連青年部協議会(県青協)がウエルカム企画に取り組んでいます。民主商工会(民商)役員と青年部員が商売や人生について語り合いながら青年部を盛り上げ、仲間を増やそうと前向きな変化を生み出しています。
経済見る目を養おう=佐賀県青協
家族も参加できるリース作りが好評。地域の活性化も話し合った佐賀県青協のウエルカム交流会
佐賀県青協は1日、佐賀民商青年部の千住光章さんと幸子さん夫妻が経営する「八子の花カフェ」で「全青協40周年企画・ウエルカム交流会」を開催し22人が参加しました。
講演した県連の福田清道副会長=不動産=は「経済を見る目を養うことが大事。民商の基本理念をどう実践していくか、安売りではなく、地元業者でしかできないことをやろう」と強調しました。井上年喜副会長=料飲=は「商売を続けていくには人とのつながりを大切にしていくことが大事だと思う。民商の会員とも、もっと知り合い地域の活性化に自分が地元でできることをしたい」と話しました。
懇親会では「お互いの商売の交流もでき楽しかった」と感想を語り合い、県青協の萩原誠一郎議長が「今回のウエルカム交流会をきっかけに全青協総会に向けて仲間を増やそう」と呼び掛けました。
恐れずチャレンジを=熊本県青協
全青協の雨松真希人議長(前列左端)も参加し、商売への思いと青年部の展望を語り合った熊本県青協の「業者青年のつどい」
熊本県連と熊本県青協は1日、ウエルカム企画「業者青年のつどい」を開催。7民商から22人が参加しました。
全青協の雨松真希人議長が「魅力ある青年部活動」と題して講演。「異業種の集まりならではの面白さが民商青年部にはある。自分も青年部で商売人が生き抜く力を学んだ。活動したいことや学習したいことをどんどん行動に移してほしい」と語りました。
熊本民商青年部の部長は「お客さまに良い物を食べてほしいという思いで頑張っている。青年部の魅力を広げ、仲間をもっと増やしていこう」と語りました。
昨年青年部を結成した八代民商青年部のIさんは「各地の民商青年部や国会前のSEALDsなど、若い人の活躍が目立ってきている。八代も活気がでるイベントを企画していきたい」と決意を語りました。
熊本県連の松尾正会長=建設=は「仲間と交流しながら、正しい情報を知り、考えることで知恵が出てくる。失敗を恐れずチャレンジして欲しい」とエールを送りました。
全国商工新聞(2015年11月23日付) |