先輩業者の話に刺激を受け再建へ弾みに=徳島県青協
青年部対象者も参加し再建への足がかりとなった徳島県青協ウエルカム企画
全商連青年部協議会(全青協)創立40周年に向けて、民商青年部の魅力を再発見し、仲間を増やそう―。徳島県連青年部協議会(県青協)は9月27日、青年部員のSさん=飲食=が経営する居酒屋でウエルカム企画を開催し、県連役員、青年部対象者など13人が参加しました。
徳島県連の山根憲一会長が民商・全商連運動の歴史について講演。
自身の生い立ちや労働組合運動に参加した後、独立し民商・全商連運動に出会ってからの体験や苦労話なども織り交ぜながら語り、青年たちは興味深く耳を傾けていました。
県青協の川島淳部長は、2012年から自らが代表で取り組んでいる「災害復興支援ボランティアダッシュ隊徳島」の活動を報告。東日本大震災で被災した子どもたちを、毎年夏休みに徳島へ招待し、阿波踊りや「お接待文化」を生かした交流や、防災、減災の啓発活動などの取り組みを語りました。
川島さんは「来てくれる子どもたちが笑顔でいてくれるのが一番との思いを大切にし、これからも徳島から元気を発信していくので応援お願いいたします」と語りました。
学習後は、Sさんの料理を食べながらみんなで交流。それぞれ自己紹介し、商売や今後の展望などを語り合い、「友達で商売をしている若い人を連れてくるので、また開催しよう」などの意見も出され、今後の青年部活動に弾みをつける取り組みとなりました。
全国商工新聞(2015年10月19日付) |