歴史学び活動に意欲 運動の先頭に若者が=三重県青協
三重県連青年部協議会(県青協)は9月5日、未来へつながろう全青協40年ウエルカム企画を開き9人が参加しました。
三重県連のY会長が民商運動で学んだことや国会で強行採決された戦争法について講演。「31歳で民商に入会し、運動の大切さを学んだ」と話し、戦争法に関わって大量の資料を使い、ポツダム宣言など戦後の世界と日本の在り方を決めた出来事を分かりやすく解説しました。
県連事務局長を歴任したAさんとWさんは、過去の青年部の歴史や背景、思い出について語りました。
Aさんは「三商連三十年のあゆみ冊子」を示し、「大型間接税反対の大きなうねりの中で青年部が先頭に立って街頭宣伝や署名を頑張り、80年代からは経営対策を中心に学習を深めていった」と報告。Wさんは「1975年に県青協が結成された直後から全国ソフトボール大会で熱気が高まっていった」と振り返り、「学習と実践をテーマに当時はベトナム戦争について平和学習も盛んにしていた」と語りました。
参加した青年からは、いまの県青協が平和音楽祭やハロウィーンイベントなどで頑張っていることや、その中で仲間づくりに苦労していることが報告されました。
参加者からは「勉強になった」「楽しいことをどんどんやりたい」と意欲的な感想が出され、青年部を盛り上げようと力の出る会となりました。
全国商工新聞(2015年10月12日付) |