仲間同士励まし合い 運動継承し強大な青年部を=大青協
全員が思いを発言
民商運動の継承・発展と強大な青年部の建設を―。大商連青年部協議会(大青協)は9月20日、全商連青年部協議会(全青協)と大青協40周年に向け民商のことをもっと知り、多くの青年部員が力を発揮できる青年部をめざそうと青年部ウエルカム交流会を開催し、府内45民商から67人が参加しました。
大商連のF会長は「民商・全商連運動の基本方向」も紹介しながら、「民商運動とは、商売を続けられる社会をつくる運動。戦争法の運動で多くの若者が立ち上がり世論を動かしたように、若い業者の力で中小業者の未来を切り開いていこう」と語りました。
交流会には大青協のOBでもある大商連三役4人も出席。青年部活動を振り返り、民商運動や青年部活動の役割を発言しました。
参加者による発言交流では、参加者全員が民商青年部への思いを発言。6月に青年部長になった淀川民商のMさん=電気工事=は「つながりを広げ、お互いの商売がしんどい時も声を掛け合える青年部をつくりたい」と話し、西成民商のSさん=飲食店=は「親の後を継ぐにあたっての不安も、青年部に背中を押してもらい励みになった」と報告しました。
また、「税務調査の経験者を呼んで交流会を開催した」(東淀川)、「来春に近隣民商の青年部と一緒に『腕相撲祭り』を計画」(羽曳野)など各青年部の活動が報告されました。
大青協のT副会長=大工=は「青年部の魅力」について、「違った業種との出会いが、商売の視野を広げるきっかけになった」と発言。40周年の記念企画として来年2月に予定している「わっと大交流祭」を「多くの業者青年に出展・参加してもらい、青年部のつながりを広げよう」と呼び掛けました。
日本共産党の辰巳孝太郎参院議員も駆けつけ、強行成立した戦争法をめぐる国会情勢と今後の運動について報告。大青協として「戦争法の廃止と安倍内閣の退陣を求める」特別決議を確認しました。
全国商工新聞(2015年10月12日付) |