部員の弁護士に学び、憲法学習会を開催=岐阜・西濃民商青年部
まず憲法を知ろう
岐阜・西濃民主商工会(民商)青年部は8月24日、憲法学習会を開催し6人が参加しました。
ぎふコラボ西濃法律事務所所属で青年部員でもあるI弁護士を講師に迎え、明日の自由を守る若手弁護士の会が作った紙芝居「憲法は王様を縛る法」を教材に憲法の成り立ちや、権力者を縛り、国民を守るために憲法があることを学びました。
I弁護士は「憲法はあるだけではダメで、自分たちで機能させていかなければいけない重要なもの」と説明。「自分たちの国のことに関心を持ち、国のことは自分たちが決めるんだという意識を持ってほしい」と強調しました。
学習後の意見交流では「そもそも何で憲法を変える必要があるの?」「戦争は絶対にダメでしょう!」など、国のこと、自分たちのことなどさまざまな意見を出し合いました。
参加したNさん=造園=は「憲法について考えるいい機会だった。憲法は未来の世代に関わる問題でもあり、より理解を広げたい」と話し、大垣市議のAさんは「安全保障関連法案をどう思うかという質問に対し、『単純に知り合いや子どもたちが危険地帯に行くのは嫌だ』という答えに共感した」と語りました。
また、Tさん=総合建築=が「賛否どちらの立場からでもない憲法の説明が聞けて良かった」と語ったように、改憲の賛否以前に、まず憲法を知ることが重要とも話し合いました。
この学習会は青年部員から「最近ニュースでよく見る憲法・安保ってなに?」「戦争法案という人もいるけど本当に戦争が起こるの?」という疑問が出されたことをきっかけに開催したものです。
全国商工新聞(2015年9月28日付) |