全商連トップページ
中小施策 税金 国保・年金 金融 経営 業種 地域 平和・民主 教育・文化 県連・民商 検索
 全商連とは活動方針・決議署名宣伝資料調査婦人部青年部共済会商工研究所発行案内入会申込リンク
  トップページ > 青年部 > 全国商工新聞 第3184号9月14日付
相談は民商へ
青年部
 

税金対策交流会で自主記帳、自主計算を学ぶ=大阪・淀川、東淀川民商青年部

 大阪・淀川と東淀川の両民主商工会(民商)青年部は7月18日、税金対策交流会を開催し、16人が参加しました。
 2014年1月から白色申告者にも記帳を義務付けるなど、改悪された「国税通則法」の内容を踏まえて「税務調査」の流れを学習しました。調査は税務署がある日突然始めていいものではなく、納税者に対して11項目の事前通知を行うことが必要なことなどを学びました。
 昨年の税務調査経験者が調査の経験を報告。淀川民商青年部長のMさん=電気工事=は「初めての税務調査で何も分からない状況でしたが、民商で打ち合わせを重ねる中で税務調査は任意調査であり、税務署員は納税者に配慮しなければならないことを学んだ。言われるままではなく権利を主張することが大事」と話しました。
 東淀川民商会員のSさん=土木工事=は、横暴な調査に対し、税務署まで抗議に行った経験を報告。「事情や日程を伝え、調査に協力する姿勢を見せていたのに、税務署員は調査の日程を急がせたり、無断で金融機関に反面調査に入った。民商の仲間と毅然と抗議し、署員に謝罪させて納得のいく調査ができた」と語りました。
 参加者は「国税通則法が改悪され立ち会いが拒否されることは本来おかしい」と話しながら、調査から商売を守るためには「日々の自主記帳によって自分の商売を数字からもきちんとつかみ、堂々と自分の申告は正しいと主張することが大事だ」という結論に至りました。

全国商工新聞(2015年9月14日付)

相談は民商へ
ページの先頭