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  トップページ > 青年部 > 全国商工新聞 第3182号8月31日付
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事業押し付けに怒り マイナンバー学習会=大分・日田民商青年部

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マイナンバーを学び、議論を深めた日田民商青年部の学習会

 「マイナンバーって何? どんな問題があるの」―会議室にとまどいの声が響いたのは大分・日田民主商工会(民商)青年部が7月15日に開いた「マイナンバー制度」についての勉強会。部員対象者も含む5人が参加し、マイナンバー制度の内容や問題点を学び、対策について話し合いました。
 マイナンバー特集が載った商工新聞(6月15日号)と、大分県連婦人部協議会(県婦協)の学習会と、豊肥民主商工会の役員学習会で使用した資料をそれぞれ使い、制度の内容や問題、留意点について、講師役のI事務局長が説明。従業員のナンバーの取り扱いなどをめぐって議論しました。
 青年部対象者のOさん=瓦ぶき=は「従業員を雇っている自分も無関係ではない」と学習会に参加。「番号の管理など事務の手間は間違いなく増える。なぜその手間を業者が負担しなければいけないのか分からない。罰則も重すぎる」と制度への憤りを語りました。
 また、他の部員からは「従業員が通知拒否したらどうしたらいいの」という質問や、「取り扱いが難しい、罰則も曖昧すぎる」などといった意見も出されるなど、全員が真剣な表情で、学習に取り組みました。
 I部長=製材=は「新しい制度は、勉強して対応していく必要がある。これからも定期的に勉強会を実施したい」と語っています。
 部員の多くが、従業員を雇っている日田民商青年部では、5月の青年部総会で源泉徴収などで従業員のナンバーの取り扱いも必要となると話題になり、今回の勉強会を企画しました。

全国商工新聞(2015年8月31日付)

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