悩みや展望語り合う 名刺交換会で刺激=埼玉・川越東松山
埼玉・川越東松山民主商工会(民商)青年部は4月11日、第2回名刺交換会を開催し8人が参加。印刷、製本、運送、ガス販売、保育など、若い仲間が集まり、新たに1人を青年部に迎えました。
自前の会社概要やパンフレットを使ったプレゼン形式での自己紹介では、会社の成り立ちから、独自の技術など、思い思いに商売をアピール。参加者からは「名刺は顔写真を入れた方が印象に残るね」「製本業って本を作るだけじゃないんだ」「保育園の制度ってそんなに変わったんだね」「ウオーターサーバーって実際どれくらいもうかってるの」など、次々と質問や意見が出されました。
テーマを決めての懇談では、営業の方法やインターネット・SNSの活用法、同業種・同世代との仲間とのつながりや将来の展望など、みんなが発言し、悩みも語り合いました。
参加者の多くが業者2世だったこともあり、「師匠であり、事業主でもある親との関係ではみんな同じ悩みを抱えているね」と共感が広がり、予定の1時間半はあっという間に過ぎていきました。
今回、初めて名刺交換会に参加したSさん=ガス販売・リフォーム=は「いろいろ話が聞けてためになった。また参加したい」と青年部に入部。次は歓迎会をしようと盛り上がりました。
1カ月前から名簿を手に若手業者を訪問し、参加を呼び掛けた青年部長=製本=は「イベントや活動を通じて、もっと多くの仲間と気軽に集まれる民商青年部をつくっていきたい」と、次回開催への意気込みを語っています。
全国商工新聞(2015年5月18日付) |