相談員育成へ学習会 自主計算パンフ活用=沖縄県青協
「税金相談員を育成しよう」と沖縄県青協が拓いた税金学習会
沖縄県連青年部協議会(県青協)は2月24日、税金学習会を開き、8人が参加しました。諸喜田武議長=菊栽培=が講師を務め、自主計算パンフレット2015を活用しながら「申告書Bの作成」と「国民健康保険(国保)料の計算」をテーマに学習しました。
諸喜田議長は昨年の学習会で学び、相談員として班会で活躍した経験を交え、申告書の項目や記入箇所などを説明。質問があると、パンフレットを開いてみんなで考えていくなど、楽しい学習会になりました。
国保料(税)の計算では、名護市、沖縄市、那覇市などを例に地域ごとに計算率が違うことや資産割として固定資産税が使われることを学ぶとみんなビックリ。「固定資産に二つも税金がかかるのはおかしいのでは」「低所得者に負担が重く不公平ではないか」など率直な意見も出ました。
参加した部員からは、「国保料の計算なんてしたことがなかった、すごく勉強になった」「みんなで学習するのが楽しい。次は消費税や融資の学習会も開いてほしい」など意欲的な感想も。諸喜田議長も「誰でもできるので、積極的に班会に参加してほしい」と応えていました。
今回の学習会は「青年部も班会で会員に税金を教えられるようになろう」と話し合い、相談員育成を目的に企画されたものです。
全国商工新聞(2015年3月30日付) |