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  トップページ > 青年部 > 全国商工新聞 第3160号3月16日付
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青年部
 

原発事故の被害実感 福島ツアーで交流=東青協

 「風評被害に苦しむ福島の現状を学びに行こう」-。東商連青年部協議会(東青協)は2月21〜22日、福島県裏磐梯へのツアーを実施し、13人が参加しました。
 清瀬久留米民主商工会(民商)会員で東青協副議長のWさんの提案を受けて、幹事会で企画したもの。スキーを楽しみ裏磐梯の大自然を満喫しました。
 夜は宿泊したペンションアルビンのおかみさんと交流。「風評被害はまだある。スキーシーズンでも、(部屋が)埋まるべきときに埋まらない。営業損害賠償は確定申告書も示し、丁寧に申請してきたが、東京電力(東電)の対応はどんどん悪くなっている」と説明。今回の営業賠償打ち切りの「素案」について、「個人客、常連客も全然戻っていない。賠償がなくなったらやっていけない」と賠償継続への切実な願いを訴えていました。
 参加者からは「現場を無視した東電の対応は許せない」「個々の状況を配慮せず、被害者同士を分断するような保障のやり方に問題があるのでは」など感想が出されました。
 宿泊先は、清瀬久留米民商の矢野剛人副会長の昔からの知り合い。裏磐梯は緑豊かな大自然を楽しめる観光地ですが、3・11の地震、原発事故の後、多くの業者が風評被害に苦しんでいることから今回のツアーを実施したもの。被災地で生きる業者の実態と支援の大切さを知る機会にもなりました。

全国商工新聞(2015年3月16日付)

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